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前場に注目すべき3つのポイント~押し目買いの動きは強まりそうになく、短期的な売買が中心に~

2022/9/30 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~押し目買いの動きは強まりそうになく、短期的な売買が中心に~ 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:押し目買いの動きは強まりそうになく、短期的な売買が中心に ■DCM、2Q営業利益 4.0%減 189億円、800万株の自社株買い決議 ■前場の注目材料:いすゞ、来春にEVトラック投入、混流生産でコスト低減 ■押し目買いの動きは強まりそうになく、短期的な売買が中心に 30日の日本株市場は、売り先行後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。29日の米国市場はNYダウが458ドル安だった。新規失業保険申請件数が予想外に減少したためインフレ警戒から長期金利が上昇し、売り優勢の展開になるなど、前日の英国中銀が長期国債市場に介入発表による長期金利低下は、1日で反転した。また、アップルはアナリストの弱気見通しが嫌気され5%近く下落するなか、ハイテク株の売りを誘う格好となった。S&P500業種別指数はすべてのセクターが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比165円安の26175円。円相場は1ドル144円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。ただし、昨夕の段階で米株先物や欧州市場の弱い動きから先物市場ではナイトセッションの開始時には既に下落していたこともあり、市場は織り込まれていると考えられる。そのため、売り一巡後は次第に底堅さが意識されてくる可能性はありそうだ。とはいえ、日経平均構成銘柄の定期入れ替えでは引け後にSMC<6273>とHOYA<7741>の採用と、ユニチカ<3103>、沖電気工業<6703>の除外による需給要因があるため、手掛けづらくさせるだろう。 また、東エレク<8035>は連日で年初来安値を更新しており、アップルの下落影響なども重荷となるため、センチメントを冷ますことになる。そのほか、30日の米国では8月の米個人消費支出(PCEコア・デフレーター)のほか、9月のミシガン大学消費者態度指数(確報値)の発表を控えていることもあり、底堅さは意識されるものの、押し目買いの動きは強まりそうになく、短期的な売買が中心に。 物色としては個別に材料がある銘柄のほか、需給状況は悪化していない直近IPO銘柄の一角などでの短期売買は活発になりそうである。また、政府対策への思惑なども高まりやすく、関連する銘柄を探る動きなども見られそうだ。 ■DCM、2Q営業利益 4.0%減 189億円、800万株の自社株買い決議 DCM<3050>は2023年2月期第2四半期業績を発表。売上高は2388.32億円、営業利益が前年同期比4.0%減の189.69億円だった。節約志向の高まりや行楽需要の増加によりステンレスボトルや冷水筒が好調だったが、アルコール除菌関連商品などの需要低下によって、ハウスキーピング部門全体で低調だった。DCMブランド商品は、新規で展開したコピー用紙などが好調。ホームインプルーブメント部門では、作業用品で空調服など作業衣料が好調に推移。DIY関連商品については、プロ向けの合板や、販売を強化しているモバイルバッテリー関連商品は好調。一方で、金物や塗料関連商品は低調だった。なお、800万株(発行済み株式数の5.49%)を上限に自社株買いを決議した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26422.05、+248.07) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・NTT<9432>京都に国内最大のDC新設、400億円投資 ・三菱重<7011>電力4社と次世代原発開発、安全性・再生エネと協調 ・住友商事<8053>VRで小児弱視を治療、住商など3社、アプリ共同開発 ・住友商事<8053>昆虫由来代替たんぱく質のシンガポール社と提携 ・花王<4452>米ベンチャーに追加出資、27年めどパーム油代替原料量産化 ・ニチコン<6996>グリーンローンで100億円調達、車向けコンデンサー増産に充当 ・富士フイルム<4901>三洋化成と体外診断薬で新会社、来月に試薬製造開始 ・住友ベークライト<4203>中国に封止材新工場、66億円投資、現地生産能力3割増 ・第一三共<4568>抗悪性腫瘍剤で国内の製造販売承認、難治性ATL向け ・参天製薬<4536>UBEと緑内障治療薬で米FDA承認取得 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 8月有効求人倍率(予想:1.30倍、7月:1.29倍) ・08:30 8月失業率(予想:2.5%、7月:2.6%) ・08:50 8月鉱工業生産(前月比予想:+0.2%、7月:+0.8%) ・9月政府月例経済報告 <海外> ・10:30 中・9月製造業PMI(予想:49.7、8月:49.4) ・10:30 中・9月非製造業PMI(予想:52.4、8月:52.6) ・10:45 中・9月財新製造業PMI(予想:49.5、8月:49.5) 《ST》
関連銘柄 15件
3050 東証プライム
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時価総額 227,650百万円
ホームセンター大手。ホーマック、カーマ、ダイキの3社統合で発足。24.2期3Q累計は家電ECが通期化。ただ既存店が振るわず。販管費増も利益の重石に。ケーヨーの完全子会社に伴う特益計上。通期最高純益を計画。 記:2024/02/08
3103 東証プライム
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4/26 15:00
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時価総額 11,781百万円
旧大手紡績。現在は繊維からフィルム・樹脂にシフト。食品包装や半導体分野向けナイロンフィルム・ポリエステルフィルム、自動車やスマホ向け高機能樹脂などを展開。販売数量減少もあり、24.3期3Q累計は足踏み。 記:2024/02/08
4203 東証プライム
4,386
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時価総額 411,223百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
4452 東証プライム
6,385
4/26 15:00
-22(%)
時価総額 3,032,875百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4536 東証プライム
1,512.5
4/26 15:00
+21(%)
時価総額 606,071百万円
医療用眼科薬で国内トップ。市販用は目薬「サンテ」で有名。24.3期3Q累計は国内の市販用薬が伸長。医療用は中国回復。欧州・アジアの緑内障薬も好調。販管費・開発費減少も利益に効く。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/03/12
4568 東証プライム
5,010
4/26 15:00
+244(%)
時価総額 9,754,640百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
3,328
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 4,139,623百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6273 東証プライム
80,730
4/26 15:00
+2,730(%)
時価総額 5,438,699百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6703 東証プライム
1,125
4/26 15:00
+18(%)
時価総額 98,120百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
6996 東証プライム
1,323
4/26 15:00
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時価総額 103,194百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
1,345.5
4/26 15:00
+17.5(%)
時価総額 4,539,243百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7741 東証プライム
18,340
4/26 15:00
+35(%)
時価総額 6,622,134百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨などのライフケア事業でも実績。光学技術に定評。ライフケア、情報通信とも好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8053 東証プライム
3,909
4/26 15:00
+52(%)
時価総額 4,892,395百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9432 東証プライム
168.2
4/26 15:00
-1.2(%)
時価総額 15,230,563百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14