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個人投資家・有限亭玉介:業績期待の銘柄へ資金攻勢!今注目したい銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

2022/9/11 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:業績期待の銘柄へ資金攻勢!今注目したい銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2022年9月5日13時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 個人的に日経平均が25日移動平均線・200日移動平均線を上回っているうちは強気との見方をしていましたが、8月29日に日経平均は25日線を下回りました。9月現在、25日線と200日線に挟まれる形で推移しており、米国の経済指標や原油価格の様子を伺いながらの投資は継続です。 とはいえ日本株の底堅さは顕在であり、一時的に下げても反発する力を有しています。だからこそ難しい局面とも言えるのですが、良いパフォーマンスの個別銘柄を選択できるように常々ブログでは目を光らせております。(※LINE公式でも注目株配信中) 依然として為替は円安水準で、日本のインフレは海外諸国と比較してかなり穏やかです。半導体不足やエネルギー価格など原材料の高騰を考えると、8月を通じて見た日本株の決算は可もなく不可もなしと言える内容でした。円安メリットを享受しても、原材料高で相殺されるといった企業も多く見られます。 復調していたグロース株と安定感のあったバリュー株…いずれにせよ、「思惑」がありそうな銘柄をチェックしていきたいところです。直近で売られたまま放置されている半導体関連や非鉄金属関連などは、潮目が変われば上振れする可能性もあるか…少し先の未来を見据えつつ、銘柄精査にいそしみたいところですな。 例えば上方修正で32期ぶりの最高益予想となっている新家工業<7305>は、建築関連の需要拡大に加え、原材料の高騰を価格転嫁に成功して好業績となりました。8月5日の決算後に窓を開け急騰すると、高値圏をキープしております。PER・PBRもかなり割安水準で、今後も建築や不動産市場の動向を注視していきたいところです。 ステンレス専業の大手である日本冶金工業<5480>は、8月5日の決算で好業績に加えて年間配当を20円増配しました。動意後もPER・PBRが割安で、ここから下値を切り上げるか監視中です。 国際物流大手の日新<9066>は、決算後に動意するとそのまま下値を切り上げて年初来高値を更新しております。コロナ禍でのサプライチェーンのパニックは一段落したようにも思える物流関連ですが、同社は上方修正と増配を発表するほど好調な様子です。 ダイヤモンド工具の最大手である旭ダイヤモンド工業<6140>は、パワー半導体向けの半導体加工用工具で思惑があります。決算後に急動意したチャート(日足)は連騰して年初来高値を更新しました。200万株を上限とする自社株買いも発表しており、高値圏で株価が維持されるか…。業績も好調です。 8月26日に配当修正と1株から2株への株式分割を発表した日鉄鉱業<1515>は、主力の鉄鋼向け石灰石や燃料関連商品が売上高は拡大するも、コスト増が負担になっている模様。その一方で、金属部門は電気銅と銅精鉱の販売数量が減少するも円安で売上高と利益がともに拡大しました。チャート(日足)は下値を切り上げております。 最後は半導体商社大手の三信電気<8150>です。家庭用ゲーム機向け半導体の需要が好調で、8月5日の決算発表と併せて上方修正を発表しています。半導体の需給が今後どう変化していくのかは読みづらい状況ではありますが、目下では多くの製造業で供給不足となっており、満足に在庫を確保できるまではもう少し時間が必要か…。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 6件
1515 東証プライム
4,830
5/2 15:00
+15(%)
時価総額 80,685百万円
石灰石の生産量で国内首位級。南米チリでは銅の採掘・精錬を行う。機械販売も。日本製鉄系列。24.3期3Q累計は石灰石の需要が足踏み。だがチリ銅鉱山の生産費用増が利益の重石に。配当性向の目安を3→4割に修正。 記:2024/03/08
5480 東証プライム
4,600
5/2 15:00
+5(%)
時価総額 71,286百万円
ステンレス鋼で国内トップ。精錬から製造・加工までを一貫で行う。高機能材の拡販図る。高機能材は環境・エネルギー関連分野の需要が足踏み。販売数量の減少等が重しとなり、24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/04/07
6140 東証プライム
912
5/2 15:00
-5(%)
時価総額 50,798百万円
工具メーカー。電子や半導体、輸送機器、機械、建設分野向けに、研削や切削の加工をするダイヤモンド工具を製造、販売する。今期3Q累計は自動車向け工具が堅調も、電子部品需要の低迷と設備投資の抑制が影響した。 記:2024/03/07
7305 東証スタンダード
3,985
5/2 15:00
-30(%)
時価総額 24,089百万円
鉄鋼加工メーカー。自動車やオートバイ、建築等向けなどに鋼管や型鋼を製造、販売。OA機器用精密部品等も。鋼管関連は普通鋼製品などの需要が足踏み。24.3期3Qは自転車関連が増収。新製品の投入等が寄与。 記:2024/04/14
8150 東証プライム
2,178
5/2 15:00
-10(%)
時価総額 35,460百万円
エレクトロニクス商社。半導体や電子部品の販売に加え、ソフト開発やモジュール開発、ネットワーク機器等を提供。デバイス事業は足踏み。24.3期3Qはソリューション事業が堅調。旺盛なDXニーズなどが寄与。 記:2024/02/22
9066 東証プライム
3,060
5/2 15:00
-20(%)
時価総額 62,035百万円
港運で出発の物流会社。国際複合一貫輸送に強み。旅行業なども。24.3期上期は取扱物量が停滞。海上・航空運賃高騰の反動も出る。ただ倉庫堅調。旅行も回復続く。27.3期までに政策保有株を約50億円縮減の意向。 記:2024/01/17