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前場に注目すべき3つのポイント~28000円固めから25日線が位置する28260円辺りを意識~

2022/9/9 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~28000円固めから25日線が位置する28260円辺りを意識~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:28000円固めから25日線が位置する28260円辺りを意識 ■積水ハウス、23/1上方修正 営業利益2600億円←2360億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:住友電工、ワイヤハーネス供給網を複線化、米国向けメキシコ工場ライン増設 ■28000円固めから25日線が位置する28260円辺りを意識 9日の日本株市場は、やや買い優勢のなか、底堅い相場展開が見込まれよう。8日の米国市場はNYダウが193ドル高だった。週次の失業保険申請件数が予想外に減少し強い労働市場が証明されたほか、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレを目標値まで引き下げるまで力強く行動すると公約したため金利高を警戒した売りが先行した。欧州中央銀行(ECB)が過去最大規模の利上げを実施したほか、追加利上げの可能性を示唆したことも重荷となった。ただし、短期的に売られ過ぎといった見方から買い戻しの動きが強まり、引けにかけて上げ幅を広げた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円高の27865円。円相場は1ドル143円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。米国市場ではNYダウが朝方に250ドル超の下落を見せた後に200ドル近くの上昇に転じていることもあり、短期的な買い戻しの動きとはいえ、センチメントを明るくさせそうだ。この流れもあって、SQに絡んだ商いは買い越しが見込まれる。日経平均は昨日の大幅上昇で28000円を回復し、利益確定の売りも入りやすいと考えられるものの、28000円固めから25日線が位置する28260円辺りを意識させてきそうだ。 また、米国では来週に8月の消費者物価指数(CPI)、翌週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることから積極的なポジションは取りづらいものの、日経平均はボリンジャーバンドの-2σまでの調整を経て売られ過ぎによる修正の動きが意識されるため、押し目狙いの買いは入りやすくなりそうだ。物色としてはインデックスに絡んだ商いが中心になりやすく、年初来安値水準まで調整を見せてきた東エレク<8035>などハイテク株の見直しが意識されやすいだろう。 また、こう着感を強めたとしても日経平均が28000円処での底堅さが意識されるなか、中小型株などへ個人主体の資金が向かいやすいと考えられる。もっとも、物色対象にはまだ拡がりが見られていないため、昨日のインバウンド関連など、テーマ性のある銘柄などに資金が集中する可能性はありそうだ。 ■積水ハウス、23/1上方修正 営業利益2600億円←2360億円、コンセンサス上回る 積水ハウス<1928>は2023年1月期業績予想の修正を発表。売上高は2兆7870億円から2兆9300億円、営業利益を2360億円から2600億円に上方修正した。付加価値が高い賃貸住宅の案件が伸び、大型の戸建て住宅やスマートフォンで家電を遠隔操作できる高機能住宅なども好調。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28065.28、+634.98) ・NYダウは上昇(31774.52、+193.24) ・ナスダック総合指数は上昇(11862.13、+70.23) ・シカゴ日経先物は上昇(27865、大阪比+55) ・1ドル=143.90-00円 ・SOX指数は上昇(2658.18、+46.68) ・VIX指数は低下(23.61、-1.03) ・米原油先物は上昇(83.54、+1.60) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・住友電工<5802>ワイヤハーネス供給網を複線化、米国向けメキシコ工場ライン増設 ・住友商事<8053>物流業務可視化システム外販、DXで拠点高機能化 ・丸紅<8002>「人財シェア」を横展開、地銀の取引先にコンサル実施 ・三井物産<8031>アジア大洋州域でCCS、英シェルと連携 ・伊藤忠<8001>南ア企業と覚書、グリーンアンモニア供給網構築 ・ローツェ<6323>ベトナム新工場完成、搬送ロボ増産 ・ニコン<7731>積層造形ソフトを年度内めど開発、金属加工機とセット提案 ・ダイキン<6367>中国で住宅空調機増産、300億円超投じ新工場、供給網強化 ・三井化学<4183>日本製紙と新規バイオマス材でタッグ、「脱炭素」大型事業に育成 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月マネーストックM3(前年比予想:+3.0%、7月:+3.0%) <海外> ・10:30 中・8月消費者物価指数(前年比予想:+2.8%、7月:+2.7%) ・10:30 中・8月生産者物価指数(前年比予想:+3.2%、7月:+4.2%) 《ST》
関連銘柄 11件
1928 東証プライム
3,541
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時価総額 2,424,463百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業等を手掛ける。海外は米豪を開拓。建築事業は採算性が改善。高水準の入居率維持で賃貸住宅管理事業は堅調。24.1期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
4183 東証プライム
4,383
4/26 15:00
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時価総額 897,481百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
5802 東証プライム
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時価総額 1,881,243百万円
国内最大の電線メーカー。自動車用ワイヤハーネスに強み。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて自動車用ハーネスが好調。電力ケーブルも伸長。生産性改善や物流効率化も効いて増収増益に。4Qに有証売却益を計上へ。 記:2024/04/12
6323 東証プライム
26,740
4/26 15:00
+580(%)
時価総額 471,694百万円
半導体ウエハ搬送装置メーカー。大気用ウエハ搬送ロボットや真空用ウエハ搬送ロボットに加え、ウエハ搬送装置やガラス基板搬送機等のシステムを提供する。今期3Q累計は米国や中国向けの半導体関連装置がけん引した。 記:2024/03/07
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
7731 東証プライム
1,607.5
4/26 15:00
-34(%)
時価総額 608,177百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界的。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。今期3Q累計は映像事業や半導体向け露光装置が増加も、FPD露光装置やコンポーネントが足踏みとなった。 記:2024/03/11
8001 東証プライム
6,898
4/26 15:00
-11(%)
時価総額 10,932,571百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8002 東証プライム
2,706
4/26 15:00
+35.5(%)
時価総額 4,649,482百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8031 東証プライム
7,519
4/26 15:00
+137(%)
時価総額 11,973,759百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8053 東証プライム
3,909
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+52(%)
時価総額 4,892,395百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07