マーケット
6/28 15:15
39,583.08
+241.54
39,118.86
-45.20
暗号資産
FISCO BTC Index
6/30 19:35:43
9,907,834
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

自律反発狙いの買いが先行も次第に様子見ムードが強まる【クロージング】

2022/8/24 16:17 FISCO
*16:17JST 自律反発狙いの買いが先行も次第に様子見ムードが強まる【クロージング】 24日の日経平均は5営業日続落。139.28円安の28313.47円(出来高概算10億2000万株)で取引を終えた。前日までの4営業日で2.6%超下落したことから自律反発を狙った買いが先行し、取引開始直後には一時28515.61円まで値を上げる場面も見られた。しかし、25日から始まるジャクソンホール会議の行方が気掛かりで、積極的に売り買いを仕掛ける向きは少なく、欧米景気の減速に対する警戒感から次第に売りが優勢となった。日経平均は後場に入ると、60円程度の狭いレンジ推移だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の約過半数を占めた。セクターでは、電気ガス、鉱業、パルプ紙、ゴム製品など17業種が上昇。一方、その他製品、空運、海運、サービスなど16業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、オリンパス<7733>、豊田通商<8015>、テルモ<4543>、ソフトバンクG<9984>、日揮HD<1963>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、バンナムHD<7832>が軟調だった。 前日の米国市場は、米連邦準備理事会(FRB)が大幅な利上げを継続するとの見方が根強く、長期金利は一時3.07%とおよそ1カ月ぶりの高水準となり、主要株価指数は続落した。東京市場でもシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行したものの、ファーストリテ、東エレクなど指数寄与度の高い値がさ株に売りが波及し、指数の重荷となった。一方、原発再稼働に関連する報道を受けて、電力株がしっかりだったほか、三菱重<7011>、日揮HDなどの原発関連株にも注目が集まった。 日本株の上昇をけん引してきた値がさハイテク株が軟調に推移しているだけに、目先的には米長期金利が3%程度で上げ止まるのかどうか確認したいと考えている向きが多い。また、ジャクソンホール会議を無事に通過するまでは動きづらいとみられ、6月の戻り高値水準や25日線水準辺りで下げ止まるのかポイントになろう。目先的には個別材料株への物色で幕間つなぎの展開が継続するだろう。 《FA》
関連銘柄 11件
1963 東証プライム
1,260.5
6/28 15:00
-11.5(%)
時価総額 326,986百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
4543 東証プライム
2,653
6/28 15:00
+18.5(%)
時価総額 3,954,819百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
8,607
6/28 15:00
+57(%)
時価総額 14,597,128百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
7011 東証プライム
1,723
6/28 15:00
+13(%)
時価総額 5,812,796百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7733 東証プライム
2,593.5
6/28 15:00
-3(%)
時価総額 3,334,961百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
3,140
6/28 15:00
+52(%)
時価総額 2,091,240百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
8015 東証プライム
3,132
6/28 15:00
+13(%)
時価総額 3,326,716百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8035 東証プライム
34,900
6/28 15:00
+100(%)
時価総額 16,459,992百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,254
6/28 15:00
+33(%)
時価総額 9,801,982百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
40,560
6/28 15:00
+70(%)
時価総額 12,907,044百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,390
6/28 15:00
+255(%)
時価総額 17,901,492百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17