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注目銘柄ダイジェスト(前場):東京通信、トビラシステムズ、AHCグループなど

2022/8/19 11:53 FISCO
*11:53JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東京通信、トビラシステムズ、AHCグループなど フジクラ<5803>:978円(+54円) 急反発。大和証券は投資評価「アウトパフォーム」で継続とした一方、目標株価を920円から1100円に引き上げた。23年3月期営業利益予想を431億円から562億円(前期比46.7%増)、24年3月期は477億円から615億円(同9.4%増)に増額。ドル高・円安進行、光ケーブル拡販による売上増及び収益性改善、電子部品製品の販売拡大や利益率改善影響等を織り込み直した。第2四半期にFPCの需要期を迎える季節性等を考慮すると、円安の追い風を差し引いても今後の業績拡大への期待を持っているようだ。 トビラシステムズ<4441>:1023円(+129円) 急伸。迷惑電話・特殊詐欺対策「迷惑情報フィルタサービス」の月間利用者数が7月末時点で1500万人を突破したと発表。依然高水準で発生する特殊詐欺被害への対策ニーズの高まりや大手通信事業者との提携などが追い風になっているようだ。電話での特殊詐欺に加えてメールやSMSを使った詐欺も増加傾向にあるなか、更なる需要増が同社の売上増加に繋がるとの期待感が高まる展開に。 アステラス薬<4503>:2026円(+10円) 大幅反発。閉経に伴う中等度から重度の血管運動神経症状(VMS)に対する経口の非ホルモン治療薬として開発中のfezolinetantについて、米国食品医薬品局(FDA)が新薬承認申請を受理したと発表した。FDAによる審査終了目標日は23年2月22日と定められた。fezolinetantは承認された場合、閉経に伴うVMSの頻度と重症度を軽減するファーストインクラスの非ホルモン治療薬になるとしており、市場でも期待が大きいようだ。 北越コーポ<3865>:765円(+20円) 大幅反発。香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが同社株の保有割合を9.69%から11.89%へと引き上げたことが、18日付けの大量保有報告書で判明。ポートフォリオ投資および重要提案行為を保有目的としている。なお、同社は12日に上半期業績予想を上方修正し、営業利益を15億円から45億円、前年同期比58.3%減へと増額している。第1四半期は同22.4%減の36.6億円と、増額後の上半期計画に対して高い進捗率で、一段の上振れが期待されている。 アシックス<7936>:2714円(+91円) 大幅反発。前日に日本テレビHD<9404>と共同でスポーツメディア事業などを手掛けるアールビーズの株式を取得すると発表。アシックスが発行済み株式の65%、日本テレビが35%を取得する。アールビーズとは相互送客のほか、商品開発やブランディング活動で協力する。また、日本テレビの発信活動を通じたアールビーズの企業価値向上を企図しているという。業容拡大への期待感から買いが先行している。 アクリート<4395>:2252円 カ - ストップ高買い気配。25年12月期の営業利益目標を30.00億円とする中期経営計画を発表している。21年12月期の実績は、4.65億円。中期テーマとして「日本のアクリートからアジアのアクリートに」を掲げ、バーチャルな世界でのなりすましや情報乱用の防止、AIなどによるログ解析から最適なコミュニケーションのレコメンド、人が自然に行動に移しやすいコミュニケーションのあり方などを提供するとしている。 AHCグループ<7083>:798円(+100円) ストップ高。福祉事業所を運営するCONFEL(愛知県豊橋市)とRAISE(名古屋市)の発行済株式を全て取得し、両社を完全子会社化すると発表している。株式譲渡実行日は9月1日の予定で、取得価額は計5.00億円。子会社化で福祉サービスの展開地域を広げ、事業拡大や競争力強化につなげる。両社の子会社化が22年11月期の業績に与える影響は現在精査中としている。 東京通信<7359>:1386円(+261円) 大幅に続伸。新会社を設立し、人材ビジネスに参入すると発表している。首都圏を中心にエンジニアなどデジタル人材を対象とした人材紹介事業を展開する方針。設立時期は9月の予定。中長期的には、地方経済圏への展開や人材派遣事業、コンサルティング事業、メタバースを活用したHRtechへの展開を視野に入れる。また、6月に開示していたメタバース事業創出を目的とした合弁会社の設立が完了したことを明らかにしている。 《ST》
関連銘柄 9件
3865 東証プライム
1,565
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 294,303百万円
1907年設立の中堅製紙会社。紙・パルプ製品の製造・販売を行う。パッケージング・紙加工事業、バイオマスボイラー向け燃料チップの販売等も。紙容器案件の深掘りなどにより、事業ポートフォリオシフトの加速図る。 記:2024/10/06
4395 東証グロース
763
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 4,561百万円
SMS(ショートメール)配信サービスを展開。学校安心メール、防犯・防災危機管理緊急連絡システム「自治体安心メール」等も手掛ける。国内SMS配信通数は順調。SMS配信サービスの営業体制強化などに注力。 記:2024/10/24
4441 東証スタンダード
755
11/22 15:24
-6(%)
時価総額 8,016百万円
迷惑情報フィルタ事業を展開。モバイル向けフィルタサービスが主力。ビジネスフォン向けフィルタサービス、固定電話向けフィルタサービスなども。ビジネスフォン向け製品「トビラフォンBiz」などは販売順調。 記:2024/08/26
4503 東証プライム
1,562
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 2,826,694百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
5803 東証プライム
5,749
11/22 15:30
+162(%)
時価総額 1,700,916百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
7083 東証グロース
1,285
11/22 15:30
+30(%)
時価総額 2,702百万円
児童発達支援事業所「アプリキッズ」や放課後等デイサービス事業所「アプリ」等を展開する福祉事業が主力。デイサービス「クラス」等の運営も。配当性向30%目標。介護事業では質向上による利用回数の増加図る。 記:2024/10/26
7359 東証グロース
277
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 2,790百万円
スマホ向けアプリの運営等を手掛けるメディア事業が主力。電話占い「カリス」等のプラットフォーム事業、メタバース事業、デジタルサイネージ事業等も。コングロマリット経営推進。メディア事業の運用本数は230本超。 記:2024/08/06
7936 東証プライム
2,861.5
11/22 15:30
+46.5(%)
時価総額 2,173,258百万円
スポーツ用品メーカー。各種スポーツ用品の製造・販売等を行う。ランニングシューズに強み。オニツカタイガーブランドなども展開。海外売上高比率が高い。パフォーマンスランニング部門では高付加価値商品に注力。 記:2024/07/07
2,325.5
11/22 15:30
+75.5(%)
時価総額 613,518百万円
読売新聞系の民放大手。日本テレビ放送網を中核とする持株会社。「Hulu」運営のHJHD、フィットネスクラブのティップネスなども傘下に持つ。デジタル広告収入はTVer等による動画広告セールスが順調。 記:2024/06/07