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日経平均がこう着感を強める局面で個別株への物色は活発【クロージング】

2022/8/16 16:12 FISCO
*16:12JST 日経平均がこう着感を強める局面で個別株への物色は活発【クロージング】 16日の日経平均は小反落。2.87円安の28868.91円(出来高概算9億6000万株)で取引を終えた。直近2営業日で1000円超急騰した反動から目先の利益を確保する売りが先行して始まり、寄り付き直後には一時28752.88円まで下落した。ただし、主力株を中心に海外短期筋による押し目買い意欲は強く、前場半ばには28928.16円とプラスに転じる場面もあった。その後は、国内主要企業の決算発表も終わるなど新規の手掛かり材料に乏しいだけに、売り買いが交錯するなか、前日終値を挟んでのこう着感の強い展開となった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が950を超え、全体の過半数を占めた。セクターでは、その他製品、空運、サービス、精密機器など12業種が上昇。一方、海運、石油石炭、鉱業、非鉄金属など21業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、エムスリー<2413>、バンナムHD<7832>、ファーストリテ<9983>、トレンド<4704>、NTTデータ<9613>がしっかりだった半面、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、TDK<6762>、第一三共<4568>が軟化した。 週明けの米国市場は、主要3株価指数はそろって上昇したが、日経平均は目先的に過熱感を冷ますための調整が必要との声が多いなか、利益確定の売りが先行して始まった。また、原油安を受けて資源関連株が売られたほか、海運市況も下げ基調にあるため、海運株にも売りが波及した。米アクティビストが保有株のほぼすべてを手放したと伝わったソフトバンクGは2%超の急落により指数の重荷に。一方、国内証券による目標株価引き上げが好感されたイビデン<4062>、新光電工<6967>が上昇したほか、アマゾンなどとの資本業務提携がポジティブサプライズになったアイスタイル<3660>がストップ高まで買われるなど、個別材料株が賑わった。 日経平均は狭いレンジ内での推移となったが、東証プライムの売買高は連日で10億株を下回っており、出遅れていたファンドの買い直す動きもやや一巡感は意識されやすいところであろう。ただし、需給相場とはいえ下値の堅さが意識されるなか、押し目待ちの買い意欲は強いと考えられる。また、マザーズ指数は連日の上昇でリバウンド基調を強めてきた。お盆休みで個人投資家の短期資金が流入しやすい面もありそうだが、日経平均がこう着感を強める局面で、出遅れ感の強い銘柄やセクターなどへの物色が見られる点においては、足元の需給状況は良好である。 《FA》
関連銘柄 13件
2413 東証プライム
1,789.5
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時価総額 1,214,949百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
3660 東証プライム
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時価総額 37,370百万円
化粧品情報サイト「アットコスメ」を運営。全国の主要都市で化粧品専門店も展開。口コミを活用した美容商品販売やEC、海外卸売も事業領域。マーケティングソリューションの拡大に意欲。業容好調で中間期は利益急伸。 記:2024/03/27
4062 東証プライム
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4568 東証プライム
4,636
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時価総額 9,026,450百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4704 東証プライム
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時価総額 1,086,108百万円
ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
6762 東証プライム
7,078
4/19 15:00
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時価総額 2,751,728百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6967 東証プライム
5,516
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-18(%)
時価総額 745,609百万円
半導体パッケージの総合メーカー。静電チャック、ハイエンド半導体PKGなどが主力製品。国内生産比率の高さが特徴。24.3期3Qは業績足踏み。半導体製造装置向けセラミック静電チャックは市況悪化などが響く。 記:2024/04/07
2,841.5
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時価総額 1,892,439百万円
玩具・模型やゲームが主力。アミューズメント施設運営も。IP活用に強み。24.3期3Q累計は新作オンラインゲームが低調で評価損計上。ゲーム開発の見直しに伴う処分損も響く。4Qに東映アニメ株売却特益を計上へ。 記:2024/02/15
8035 東証プライム
33,530
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-3,210(%)
時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,252
4/19 15:00
+18(%)
時価総額 9,797,373百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9613 東証プライム
2,247
4/19 15:00
-37(%)
時価総額 3,151,418百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
40,520
4/19 15:00
-430(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,648
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時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10