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注目銘柄ダイジェスト(前場):エーバランス、日機装、GNIなど

2022/8/16 11:52 FISCO
*11:52JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):エーバランス、日機装、GNIなど UMCエレ<6615>:463円(-52円) 急反落。前日に23年3月期第1四半期決算を発表した。営業利益は前年同期比34.3%減の2.60億円。主力の車載向け事業で中国の新型コロナ感染拡大に伴うサプライチェーンの停滞や、自動車メーカーの減産があったほか、一部製品向けの半導体不足の影響で産業機器向け事業の売上高が同6.9%減となったことなどが収益の足かせとなった。23年3月期営業利益は前期比20.2%増の18.00億円予想。通期予想に対する第1四半期の進捗率は14%と低く、ネガティブ視する売りに押される展開。 アイスタイル<3660>:373円 カ - ストップ高買い気配。15日大引け後にに22年6月期決算を発表。営業損益は4.53億円の赤字だったものの前期比で赤字幅縮小、売上高は前期比11.2%増で2ケタ成長となった。店舗が増収に貢献し、第4四半期の営業利益は前年同期比6.6倍で第3四半期に続けて黒字で着地。さらに、23年6月期の営業損益見通しは5億円の黒字化を見込んでいる。また、アマゾン・ドット・コム、三井物産<8031>とそれぞれ資本業務提携を行うことを発表している。決算発表と合わせてポジティブサプライズとなっている。 ジャフコG<8595>:2360円(+242円) 急伸。旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス等による同社株式の大量買い付けの発覚を機に動意づいている。8月9日付けの大量保有報告書でシティ等による保有割合が6.54%に上ったことが判明した後、15日には11.87%まで買い増しされていることが判明。シティ等は今後保有割合を51%にまで拡大させる方針であるほか、保有株式の流動化や同社株式時価総額の約3分の1に相当する約500億円の自社株買いなどを要請されたという。同社では株主との検討時間を確保することが必要であるとし、ほか対応策として新株予約権の無償割り当てなどを検討するとしている。 日機装<6376>:1028円(117円) 急伸。発行済株式総数に対する割合11.24%に相当する835万株、50億円を上限とした自社株買いを発表。取得期間は8月16日から12月31日まで。短期間での高水準の自社株買いとあって需給改善期待が高まっている。取得した株式全てについて消却する方針で、株式価値の向上面でもポジティブ。また通期計画を上方修正しており、税引前利益を7.1%程引き上げ。主力のインダストリアル事業に加えて航空宇宙事業の受注高が大幅に拡大していることなどが背景。 エーバランス<3856>:6290円(+1000円) ストップ高。22年6月期決算を発表。営業利益は前期比24.7%増の17億円と、計画の14億円を大幅に上回った。売上高は同3.4倍の924億円と、5月に80%以上も上方修正した700億円を更に大きく超過。太陽光パネル製造事業において、欧米市場等からの受注が好調だったことに加え、値上げ進展や生産性向上による利益率の改善が背景。23年6月期営業利益は同70.8%増の29億円予想。太陽光パネル製造事業で、主力ヨーロッパ市場からの継続受注に加えて、アメリカ市場や一部南米地域からの受注増加が寄与するもよう。 日本情報C<4054>:1165円(+81円) 大幅に3日続伸。23年6月期の営業利益予想を前期比69.7%増の8.50億円と発表している。採用した営業人員の早期戦力化やM&Aのシナジーで成長スピードを加速させる。同時に発表した22年6月期の営業利益は5.00億円で着地した。単体ベースでは2.2%増の5.98億円となり、人材採用計画や新規拠点開設が計画に対して後ろ倒しとなったことから会社計画(4.50億円)を上回った。 シェアリングT<3989>:219円(+8円) 年初来高値。22年9月期の営業損益を従来予想の2.50億円の黒字から3.50億円の黒字(前期実績11.30億円の赤字)に上方修正している。平年より早期に梅雨明けした影響で売上収益が想定を上回って推移しているため。第3四半期累計(21年10月-22年6月)は2.34億円の黒字(前年同期実績1.32億円の赤字)で着地した。5月12日に続く上方修正とあって、投資家からポジティブ・サプライズ視されているようだ。 GNI<2160>:2000円(+210円) 大幅に反発。22年12月期第2四半期累計(22年1-6月)の営業利益を前年同期比31.0%減の10.04億円と発表している。中国での営業力・マーケティング機能強化や米中での研究開発体制の拡充で医薬品事業が減益になったことが響いた。通期予想は前期比11.7%増の18.15億円で据え置いた。進捗率が55.3%と順調なことに加え、第1四半期(38.1%減の4.78億円)と比べ四半期別利益が増加していることも好感されているようだ。 《ST》
関連銘柄 9件
2160 東証グロース
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時価総額 140,914百万円
中国拠点に新薬探索から臨床開発、製造・販売まで行う。中国に自社製薬工場を保有。IPF治療薬「アイスーリュイ」が主力製品。骨移植関連製品等の医療機器事業も。米国子会社中心に新規開発候補化合物の開発図る。 記:2024/08/05
3660 東証プライム
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11/22 15:30
-18(%)
時価総額 35,274百万円
コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営。化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」、化粧品専門店「@cosme STORE」の運営等も。会員数は増加傾向。リテール事業は国内出店の加速図る。 記:2024/08/23
3856 東証スタンダード
788
11/22 15:30
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時価総額 14,130百万円
太陽光パネル製造事業が主力。太陽光発電所の自社保有等を行うグリーンエネルギー事業、IT事業、光触媒事業も手掛ける。太陽光セル等の内製化図る。太陽光パネル製造事業ではグローバルサプライチェーンを強化。 記:2024/07/08
932
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時価総額 21,663百万円
暮らしのお困りごと事業を展開。日常生活の困りごとを解決するプラットフォームサイト「生活110番」、「電気工事110番」等を運営。約6700の加盟店と提携。集客力の向上、加盟店ネットワークの拡充等に注力。 記:2024/10/07
4054 東証グロース
1,253
11/22 15:30
+49(%)
時価総額 17,986百万円
不動産会社向けにクラウド型の仲介・管理支援サービスを提供。主力の管理ソリューション事業」の主要製品は「賃貸革命」。新規客の獲得や既存客へのクロスセルで主力商品が好調。仲介会社向け物件共有サービス有償化。 記:2024/08/09
6376 東証プライム
997
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+10(%)
時価総額 68,968百万円
産業用ポンプ・システム等のインダストリアル事業、血液透析関連製品等のメディカル事業、航空宇宙事業を展開。ジェットエンジンナセル部品「カスケード」で世界トップシェア。産業用ポンプ・システムは収益性回復傾向。 記:2024/07/26
337
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 9,530百万円
国内トップクラスの電子機器受託製造サービス会社。車載機器を軸に、産業機器、OA機器分野等で事業展開。豊田自動織機が筆頭株主。自動車の重要保安部品の開発などに強み。中計では27.3期売上高1500億円目標。 記:2024/07/02
8031 東証プライム
3,305
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 10,005,514百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8595 東証プライム
2,151.5
11/22 15:30
+53.5(%)
時価総額 120,613百万円
専業ベンチャーキャピタル国内最大手。ITサービスや医療・バイオ、ソフトウェア、エレクトロニクス向けなどで投資実績。バイアウト投資の組織拡充図る。生成AI活用の採用支援サービスを手掛けるフォワードに出資。 記:2024/06/03