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米ハイテク関連株高を背景に買いが継続し、日経平均は7連騰を演じる【クロージング】

2022/7/22 16:11 FISCO
*16:11JST 米ハイテク関連株高を背景に買いが継続し、日経平均は7連騰を演じる【クロージング】 22日の日経平均は7営業日続伸。111.66円高の27914.66円(出来高概算9億9000万株)で取引を終えた。米テスラの予想を上回る決算や原油市況が下落したことで過度なインフレに対する警戒感も後退し、米主要株価指数は続伸した。東京市場は売り先行スタートもこの流れを受けて、次第に買いが優勢となり、日経平均は後場中盤には27952.25円まで上げ幅を広げ、心理的な節目の28000円乗せにあと一歩まで迫った。ただ、高値警戒感がくすぶっているほか、戻り待ちの売りも散見されるなかで上値追いの動きとはならず、高値圏でのもち合い推移が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1000を超え、全体の過半数を占めた。セクターでは、海運、サービス、不動産、電気機器など19業種が上昇。一方、電気ガス、空運、石油石炭、医薬品、鉱業など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、ダイキン<6367>、コナミG<9766>がしっかりだった半面、第一三共<4568>、ソフトバンクG<9984>、塩野義<4507>、ホンダ<7267>が軟化した。 連騰警戒感から朝方は利益確定売りが先行し、日経平均は反落して始まったがすぐに持ち直す展開になった。業績予想をそろって上方修正した海運大手3社が続伸したほか、米テック株高の流れを引き継いで、指数寄与度の高い値がさハイテク株にも投資資金が向かい、日経平均の上げ幅は100円を超えた。来週以降、本格化する国内主要企業の2022年4-6月期決算に対する期待感も投資家心理を上向かせているとの声も聞かれた。一方、新型コロナウイルスの新規感染者が拡大していることから、旅行自粛への警戒感から空運、陸運などのリオープン関連株には値を消す銘柄が目立った。ただ、7連騰を演じたあとの週末とあって、積極的に売買を手掛ける向きはおらず、商いは低調だった。 日経平均の騰落レシオが132%を超えてきたが、関係者からは「短期のテクニカル指標の超過熱は上放れのサインとなることが多い」との見方をしているほか、200日線も早晩上向きそうで、トレンド転換が近いと考える投資家が増え始めている。ただ、来週はキヤノン<7751>、信越化<4063>、ファナック<6954>、NEC<6701>、ソニーG<6758>などの決算発表が予定されている。先行きの業績動向をどのようにみているのか確認する良いタイミングで、来週は決算内容確認しながらの展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 13件
4063 東証プライム
6,436
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時価総額 13,027,256百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4507 東証プライム
7,317
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時価総額 2,279,875百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
4568 東証プライム
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時価総額 9,170,530百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6,487
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+172(%)
時価総額 11,001,693百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
20,250
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+300(%)
時価総額 5,935,559百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6701 東証プライム
11,005
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+230(%)
時価総額 3,002,714百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6758 東証プライム
12,905
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+410(%)
時価総額 16,274,263百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6954 東証プライム
4,568
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+168(%)
時価総額 4,611,611百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7267 東証プライム
1,787.5
4/24 12:59
+23(%)
時価総額 9,713,784百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7751 東証プライム
4,430
4/24 12:59
-9(%)
時価総額 5,908,570百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8035 東証プライム
34,640
4/24 12:59
+2,140(%)
時価総額 16,337,367百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9766 東証プライム
9,485
4/24 12:59
+198(%)
時価総額 1,361,098百万円
ゲームソフトが柱。スポーツクラブ兼営。遊技機やカジノ機の製造・販売も。24.3期3Q累計は主力ゲーム作品が想定以上に好調。遊技機、カジノ機、スポーツクラブも伸びて二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/03/10
9984 東証プライム
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時価総額 13,382,184百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10