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押し目待ち狙いの買い方にとっても、なかなか買わせてもらえない底堅さ【クロージング】

2022/7/21 16:08 FISCO
*16:08JST 押し目待ち狙いの買い方にとっても、なかなか買わせてもらえない底堅さ【クロージング】 21日の日経平均は6営業日続伸。122.74円高の27803.00円(出来高概算9億7000万株)で取引を終えた。朝方こそ前日の大幅な上昇に対する過熱感なども警戒されるなか、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まった。ただし、下値は堅く前場半ばにつけた27549.56円を安値に、その後は高値圏でのもち合いでの推移を継続。後場に入り日銀の金融政策で現状の緩和政策の継続が伝わると、日米金利差を手掛かりとした資金流入への思惑にもつながった。引けにかけてはインデックスに絡んだ資金が流入する格好となり、本日の高値で取引を終えた。 東証プライムの騰落銘柄は値上がり数が1300を超え、全体の7割超を占めた。セクターでは、水産農林、海運、精密機器、パルプ紙、金属製品など19業種が上昇。半面、鉄鋼、電力ガス、空運、証券など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、TDK<6762>が堅調。一方で、塩野義<4507>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、信越化<4063>が冴えない。 前日の大幅な上昇に対する反動安は想定されていたものの、思いのほか下値の堅さが目立っていた。前場半ばに弱含む局面も見られたものの、27500円を上回っての推移だったことから、押し目待ち狙いの買い方にとっても、なかなか買わせてもらえなかった格好だろう。また、東エレクがマイナス圏で推移していたことから指数の重荷となる可能性があったが、東エレクについてもマイナスながら25日線での底堅い値動きを見せており、売り方にとっても仕掛けづらい需給状況だった。 また、決算発表が本格化するなか、前日に決算を発表した日本電産<6594>に注目が集まったが、反落ながらも前日にマドを空けて上昇した部分の調整にとどまっていた。切り上がる5日線を支持線として陽線を形成しており、センチメントを悪化させることはなかった。また、マザーズ指数は上値抵抗線として意識されていた26週線を捉えてきた。シグナルが好転してくる可能性も意識されやすく、中小型株を見直す動きも持続しそうである。 《FA》
関連銘柄 9件
4063 東証プライム
5,906
4/26 15:00
-402(%)
時価総額 11,954,470百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4507 東証プライム
7,306
4/26 15:00
+158(%)
時価総額 2,276,447百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6594 東証プライム
7,115
4/26 15:00
+229(%)
時価総額 4,242,561百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6762 東証プライム
7,312
4/26 15:00
+96(%)
時価総額 2,842,701百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,528
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27