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米国の大幅利上げ観測が後退し、一時27000円回復【クロージング】

2022/7/19 16:04 FISCO
*16:04JST 米国の大幅利上げ観測が後退し、一時27000円回復【クロージング】 19日の日経平均は4営業日続伸。173.21円高の26961.68円(出来高概算9億7000万株)で取引を終えた。15日発表の6月の米小売売上高が市場予想を上回る結果となったことなどで、米国の個人消費の底堅さが判明したため、1%の大幅な利上げ観測が後退し、国内が三連休中に米国株が上昇したことから、先物主導で買いが先行。取引時間中としては、11日以来5営業日ぶりに27000円を回復し、前場終盤には一時27043.58円まで上げ幅を広げた。ただ、今週は日欧の金融政策決定会合を控えているうえ、国内主要企業の決算発表が本格化するのを前に積極的に買い上がる雰囲気にもならず、買い一巡後は日中高値水準でのこう着が継続した。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の6割超を占めた。セクターでは、鉱業、海運、ゴム製品、非鉄金属、機械など22業種が上昇。一方、電気ガス、その他製品、医薬品、精密機器など11業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、ソニーG<6758>が堅調だった半面、第一三共<4568>、エムスリー<2413>、バンナムHD<7832>、中外薬<4519>、アステラス薬<4503>が軟化した。 週明けの米国市場は下落となったものの、先週末の上昇によるインパクトから、東京市場も主力銘柄中心に買いが先行して始まった。また、米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で1.00%の大幅利上げ実施に対する懸念が後退したことが買い安心感につながった。さらに原油市況が上昇したことにより、資源関連株に資金シフトする動きも見られ、海運株にも買いが集まった。一方で、米特許商標庁がSeagen社の再審理請求を認めたことから、特許係争の行方が警戒され、第一三共が急落するなど薬品セクターの値下がりが顕著だった。 日経平均は日中の高値圏でのもみ合い展開が続いたが、関係者からは「6月28日の高値と7月11日の高値が27062円となっており、ダブルトップとして意識されているため、この水準を突破するには新たな材料が不可欠との声が多く聞かれた。また、米国での景気後退への警戒感は拭えていない。国内では20日の日本電産<6594>を皮切りに3月期決算企業の4−6月期決算発表が本格化するだけに、投資家の目線は四半期業績の動向に移っていくことが予想され、目先は個別材料株物色が活発になりそうだ。 《FA》
関連銘柄 11件
2413 東証プライム
1,425
11/22 15:30
-12.5(%)
時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4503 東証プライム
1,562
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 2,826,694百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4519 東証プライム
6,270
11/22 15:30
-113(%)
時価総額 10,527,694百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4568 東証プライム
4,435
11/22 15:30
-48(%)
時価総額 8,635,096百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6594 東証プライム
2,858
11/22 15:30
-50(%)
時価総額 3,408,362百万円
総合モーターメーカー最大手。旧社名は日本電産。京都府京都市に本社。精密小型モーター、車載・産業用モーター、商業・産業用ロボットなどを手掛ける。電動パワステ用モーターなどに強み。車載向けは収益性最優先。 記:2024/10/14
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
3,142
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 2,073,720百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17