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米CPIの結果待ちで様子見ムード、売買高は9億株を下回る薄商い【クロージング】

2022/7/13 16:13 FISCO
*16:13JST 米CPIの結果待ちで様子見ムード、売買高は9億株を下回る薄商い【クロージング】 13日の日経平均は反発。142.11円高の26478.77円(出来高概算8億9000万株)で取引を終えた。前日の下落に対する自律反発を狙った買いが先行して始まり、前場中盤には一時26543.07円まで水準を戻した。ただ、今夜発表される6月の米消費者物価指数(CPI)の結果とそれを受けた米国市場の動向を見極めたいとして次第に模様眺めムードが広がり、買いが一巡した後は、26400円を挟んだ狭いレンジ内での動きにとどまった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1200を超え、全体の6割超を占めた。セクターでは、電気ガス、空運、パルプ紙、サービスなど24業種が上昇。一方、鉱業、水産農林、保険など9業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、KDDI<9433>、東京海上<8766>、花王<4452>、コナミG<9766>、NTTデータ<9613>が軟化した。 前日の米国市場は、景気後退懸念によるリスクオフの展開が続き、主要3株価指数はいずれも続落した。ただ、東京市場では、前日に先回りする形で下落していただけに、本日は半導体関連などを中心に自律反発狙いの買いが先行する形となった。また、国内でも新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒する声が高まっているが、まん延防止等重点措置など行動制限をかける議論にはなっておらず、空運や小売などリオープン関連株高が相場を支えた。ただし、CPI発表待ちのなかで出来高は8億9000万株と4月22日以来の10億株割れとなるなど薄商いだった。 6月の米CPIが注目されているが、前回の5月のCPIは市場予想を上回ったことで米連邦準備理事会(FRB)が大幅利上げ観測につながり、株式市場はCPIショックとなった記憶が新しいだけに、6月のCPIにおいても同様な動きになることへの警戒感が強まっている。CPIの市場予想は前年同月比8.8%増で、この水準を大きく上振れする結果になれば、さらなる利上げが強化されるのではないかという不安感を招き相場に冷や水を浴びせる可能性があり、CPIとそれを受けた米国市場の動向が注目される。 《FA》
関連銘柄 9件
4452 東証プライム
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時価総額 2,908,614百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
9,565
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時価総額 15,780,739百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
8035 東証プライム
21,870
11/20 15:30
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時価総額 10,314,614百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
5,631
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時価総額 11,487,240百万円
メガ損保の一角。東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、イーデザイン損害保険などを傘下に収める持株会社。北米を中心とする海外保険事業等も。海外保険事業では競争力の高い商品のグローバル展開などに注力。 記:2024/10/25
9433 東証プライム
4,984
11/20 15:30
-43(%)
時価総額 10,924,160百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9613 東証プライム
2,832
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-28(%)
時価総額 3,971,880百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9766 東証プライム
14,500
11/20 15:30
+50(%)
時価総額 2,080,750百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
49,660
11/20 15:30
+40(%)
時価総額 15,802,855百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,646
11/20 15:30
-37(%)
時価総額 12,709,577百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17