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前場に注目すべき3つのポイント~ETFに絡んだ売り需要が見込まれるなか、来週以降の上昇を想定した押し目買い意欲も~

2022/7/8 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~ETFに絡んだ売り需要が見込まれるなか、来週以降の上昇を想定した押し目買い意欲も~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ETFに絡んだ売り需要が見込まれるなか、来週以降の上昇を想定した押し目買い意欲も ■7&iHD、1Q営業利益 32.1%増 1023億円、23/2上方修正 ■前場の注目材料:清水建設、原発の構造設計効率化、BIM活用のシステム開発 ■ETFに絡んだ売り需要が見込まれるなか、来週以降の上昇を想定した押し目買い意欲も 8日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうだ。7日の米国市場はNYダウが346ドル高だった。中国が景気対策を検討しているとの報道を受けて、世界経済への悲観的見方が後退した。また、サムスン電子の好調な決算を受けてハイテク機器への需要鈍化懸念が後退したことも相場の支援材料となった。さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事やセントルイス連銀のブラード総裁が7月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げを支持すると同時に、経済の強さを強調し、ソフトランディングを基本的シナリオと主張したため引けにかけて、主要株式指数は一段と上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円高の26650円。円相場は1ドル136円00円台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで25日線水準までのリバウンドを見せてきたことから、日経平均においても同線が位置する26772円辺りが意識されてきそうである。もっとも、本日はETFに絡んだ売り需要が見込まれていることもあり、積極的には手掛けづらいところである。米雇用統計の発表を控えていることも手控え要因になりそうだ。そのため、コンセンサスとしては買い一巡のこう着といったところだろう。 一方で、サムスン電子の予想を上回る決算については昨日の時点で織り込まれているものの、米半導体株は軒並み買われており、ナスダックは25日線を突破してきた。テクノロジー業界の過度な減速懸念が後退するなか、年初来安値圏で推移している東エレク<8035>などへの押し目買いに向かわせる可能性があり、これが日経平均の下支えとして意識されそうである。 また、中国のインフラ投資によるコマツ<6301>など中国関連への買いも指数の下支えとなるほか、参院選通過後は改めて政策期待も高まると見られ、先高期待に繋がりそうである。新型コロナ感染者数の拡大などは上値の重荷となる可能性はあるものの、ETFに絡んだ売り需要が見込まれるなかで来週以降の上昇を想定した押し目買い意欲は高まりそうである。また、中小型株についてもナスダックの上昇が支援材料となるなかで資金が向かいやすく、個人投資家のセンチメントの改善が見込まれる。 ■7&iHD、1Q営業利益 32.1%増 1023億円、23/2上方修正 7&iHD<3382>が発表した第1四半期業績は、営業利益が前年同期比32.1%増の1023.67億円だった。コンセンサス(1015億円程度)を若干上回る。コンビニエンスストア事業においては、前年の新型コロナウイルス感染症拡大抑止に伴う外出自粛の反動に加え、客層の幅を拡げる新たなファスト・フード商品やDAISO商品の取り扱い店舗拡大、各種フェアの開催などが奏功し既存店売上は前年を上回った。あわせて2023年2月期業績予想の修正を発表しており、売上高は9653億円から10兆4130億円、営業利益を4300億円から4450億円に上方修正した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26490.53、+382.88) ・NYダウは上昇(31384.55、+346.87) ・ナスダック総合指数は上昇(11621.35、+259.49) ・シカゴ日経先物は上昇(26650、大阪比+160) ・1ドル=136.00-10円 ・SOX指数は上昇(2605.88、+111.77) ・VIX指数は低下(26.08、-0.65) ・米原油先物は上昇(102.73、+4.20) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・ミネベアミツミ<6479>IGBTを増産、6インチウェハー換算で3倍に ・三井トラスト<8309>米アポロと提携、ファンドに2000億円投資 ・ダイキン<6367>ポーランド新工場に375億円投資、ヒートポンプ式暖房・給湯機生産 ・旭化成<3407>知財戦略推進、成長けん引10事業、30年度に有効特許件数50%超 ・第一生命HD<8750>英ユー・ライフに120億円出資、デジタル分野の知見獲得 ・伊藤忠<8001>伊藤忠など、英AKQAと合弁、顧客体験コンサルを国内展開 ・双日<2768>GAP認証取得支援で新会社 ・日本電産<6594>セルビアに新工場、EV向けインバーター生産 ・日本オラクル<4716>クラウドサービスに軸足、新年度事業計画発表 ・SCREEN<7735>京大発ベンチャーを子会社化、ライフサイエンス強化 ・住友ファーマ<4506>仏ピエールファーブルに過活動膀胱薬ライセンス、欧で連携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 5月家計支出(前年比予想:+2.1%、4月:-1.7%) ・08:50 5月経常収支(予想:+1720億円、4月:+5011億円) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
2768 東証プライム
3,935
7/1 15:00
+26(%)
時価総額 984,931百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
1,960
7/1 15:00
±0(%)
時価総額 5,212,279百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
3407 東証プライム
1,025.5
7/1 15:00
-5(%)
時価総額 1,429,477百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4506 東証プライム
390
7/1 15:00
-15(%)
時価総額 155,181百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4716 東証スタンダード
11,070
7/1 15:00
-30(%)
時価総額 1,419,871百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。データベース管理システムなどに強み。ライセンスサポートは高い契約更新率を維持。OCIは引き合い強く、東京データセンター等の利用量は順調増。 記:2024/05/17
6301 東証プライム
4,780
7/1 15:00
+109(%)
時価総額 4,651,638百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6367 東証プライム
22,150
7/1 15:00
-220(%)
時価総額 6,492,475百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6479 東証プライム
3,314
7/1 15:00
+19(%)
時価総額 1,415,346百万円
極小ベアリングに強み。モータや液晶用バックライト、アナログ半導体等も手掛ける。プレシジョンテクノロジーズ事業は増収。航空機関連の需要増でロッドエンドベアリングは売上増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/03/05
6594 東証プライム
7,120
7/1 15:00
-65(%)
時価総額 4,245,542百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
14,335
7/1 15:00
-165(%)
時価総額 1,456,293百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8001 東証プライム
7,863
7/1 15:00
+9(%)
時価総額 12,461,990百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
34,820
7/1 15:00
-80(%)
時価総額 16,422,261百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
3,721
7/1 15:00
+51(%)
時価総額 2,709,081百万円
三井住友信託銀行を中核に、個人向け資産形成や運用、資産管理、法人向けファイナンス業務、株主名簿管理業務、M&Aアドバイザリー業務等のサービスを提供する。今期3Q累計は約4割の増収も、資金調達費用等が重し。 記:2024/04/02
4,459
7/1 15:00
+161(%)
時価総額 4,598,785百万円
大手生命保険会社。個人生命保険や団体保険、年金保険、海外生命保険、損害保険、がん保険等の引受業務を行う。金融商品販売や資産運用も行う。今期3Q累計はドル建てと円建て商品が堅調だった。海外は想定通りに進捗。 記:2024/04/01