マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 4:16:16
15,142,519
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の弱い値動きが目立つ局面においてはやや内需系にシフト~

2022/7/4 8:49 FISCO
*08:49JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の弱い値動きが目立つ局面においてはやや内需系にシフト~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ハイテク株の弱い値動きが目立つ局面においてはやや内需系にシフト ■ニトリHD、1Q営業利益 13.7%減 369億円 ■前場の注目材料:井関農機、トラクター増産、インドネシアで新棟 ■ハイテク株の弱い値動きが目立つ局面においてはやや内需系にシフト 4日の日本株市場は、買い先行から始まるものの、買い一巡後は次第にこう着の強い値動きが見込まれる。1日の米国市場はNYダウが321ドル高だった。6月のISM製造業景況指数が予想以上に悪化し2年ぶり低水準に落ち込んだため景気後退懸念が再燃し売られる場面も見られたが、連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げの思惑が後退、金利が低下すると安心感も広がり下げ止まった。第3四半期、下半期入りで新たな投資資金流入を期待した買いや連休を控えた買戻しの動きから終盤にかけて切り返す動きに。シカゴ日経225先物清算値は大阪比480円高の26310円。円相場は1ドル135円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになろう。日経225先物はナイトセッションで週末の下落部分を埋めていることもあり、ショートカバーの動きも強まりやすいところであろう。また、週明けの米国市場は祝日で休場となることから海外勢のフローは限られるため、短期資金によって値幅も出やすいところである。ただし、米国では半導体株が売られており、SOX指数は4%近く下落しているため、指数インパクトの大きい東エレク<8035>などの動向に関心が集まりやすいと考えられる。買い一巡後には仕掛け的な動きも入りやすい需給状況と見られることから、次第にこう着感が強まりそうだ。 米国市場については連休を控えた買い戻しの影響が強いと考えられ、NYダウ、S&P500、ナスダックはいずれも反発を見せたものの、5日線に接近したところである。短期線を一気に超えてくることができなければ買い戻しにとどまりやすく、戻り待ちの売りが改めて意識されやすいところ。一方で、VIX指数は低下してきており、リスク回避姿勢は高まりづらいところであるため、強弱感は対立しやすいだろう。積極的な上値追いの動きは考えづらいものの、買い一巡後に大きく売られる局面においては押し目を狙いたいところだ。 まずは買い一巡後の底堅さを見極めつつ、ハイテク株の弱い値動きが目立つ局面においてはやや内需系にシフトしておきたい。参院選では与党が過半数を占めると伝えられるなか、政策に絡んだテーマ株などの動向も注目されやすく、短期的な値幅取り狙いの資金が向かいそうである。一方で、マザーズ指数は再び25日線を下回ってきたほか、SOX指数の弱い値動きも気掛かりとなりやすく、中小型株については神経質な相場展開になりそうだ。 ■ニトリHD、1Q営業利益 13.7%減 369億円 ニトリHD<9843>が発表した第1四半期業績は、売上高が前年同期比0.6%増の2166.48億円、営業利益は同13.7%減の369.17億円だった。コンセンサス(380億円程度)を下回る。家具・インテリア業界においては、業種・業態の垣根を越えた販売競争の激化や、人手不足による人件費の高騰及び供給面での制約や原材料価格の上昇等により、依然として厳しい経営環境が続いている。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(31097.26、+321.83) ・ナスダック総合指数は上昇(11127.84、+99.11) ・シカゴ日経先物は上昇(26310、大阪比+480) ・1ドル=135.10-20円 ・VIX指数は低下(26.70、-2.01) ・米原油先物は上昇(108.43、+2.67) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・井関農機<6310>トラクター増産、インドネシアで新棟 ・住友商事<8053>米オフィスビル売却、高収益物件に投資シフト ・KDDI<9433>通信障害、最大3915万回線に影響、「深く反省」社長が陳謝 ・三菱UFJ<8306>野村HDのタイ子会社を212億円で買収 ・7&iHD<3382>そごう・西武売却で米ファンドに優先交渉権 ・三菱重<7011>サイバー対策事業を拡大、演習・常時監視サービス開発 ・クボタ<6326>コンパクトトラックローダーをハイブリッド化、商品化目指し実証開始 ・NEC<6701>アイルランド社買収、海外5G推進 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 6月マネタリーベース(5月:前年比+4.6%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
6310 東証プライム
974
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 22,387百万円
老舗農業機械メーカー。1926年に愛媛県松山市で創業。トラクタ、耕うん機等の整地用機械が主力。田植機、コンバイン、芝刈機などの製造・販売も。国内では畑作市場などへ経営資源集中。海外は事業拡大の加速図る。 記:2024/08/09
6326 東証プライム
1,909.5
11/22 15:30
+10.5(%)
時価総額 2,246,846百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6701 東証プライム
12,265
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
7011 東証プライム
2,309
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 7,789,753百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8053 東証プライム
3,282
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 3,974,827百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9433 東証プライム
5,030
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9843 東証プライム
18,025
11/22 15:30
+710(%)
時価総額 2,062,835百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13