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欧米主要国の金融引き締めを受けたリスク回避の動きから1カ月ぶりに26000円割れ【クロージング】

2022/6/17 16:07 FISCO
*16:07JST 欧米主要国の金融引き締めを受けたリスク回避の動きから1カ月ぶりに26000円割れ【クロージング】 17日の日経平均は大幅反落。468.20円安の25963.00円(出来高概算18億6000万株)と5月12日以来となる26000円割れで取引を終えた。米国に続き、スイス、英国と利上げを決めたことから、世界経済の減速に対する警戒感から幅広い銘柄に売りが先行し、取引開始直後に25720.80円まで下げ幅を広げた。前引け後に判明した日銀の金融政策決定会合の結果は、現状維持だったことから、金融政策修正への警戒感が和らぎ、買い戻しの動きも見られた。ただし、黒田総裁の会見を見極めたいとの思惑から戻りは鈍く、26000円を挟んだこう着が継続。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。セクターでは、食料品、電気ガス、陸運、繊維製品など6業種が上昇。一方、精密機器、輸送用機器、金属製品、鉄鋼、ガラス土石など27業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、花王<4452>、ヤマトHD<9064>、京王<9008>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>、アドバンテス<6857>、TDK<6762>が軟調だった。 米国の大幅な利上げに続き、スイスが0.5%の利上げ、英国も0.25%の利上げを決めた。市場ではスイスの想定外の利上げを受けて、日経225先物はナイトセッションで急落、前日の欧米株も大幅安となったことも重なり、朝方からリスクオフの動きとなった。スイスの利上げを受けて、日銀会合で政策変更の可能性があるのではないかとの見方も一部にあっただけに、利上げに伴う世界的な景気減速が警戒された。 市場は、黒田日銀総裁の会見内容に注目している。主要国が金融引き締めに動いているため、日銀の政策修正への思惑がくすぶっているからだ。ただ、これまでと同様に「円安は日本経済にとってプラス」との見解を繰り返せば、日銀の政策の異様さが際立つなか、仕掛け的な動きにも繋がる可能性も意識されそうである。なお、今夜の米国市場は、メジャーSQにあたるクアドルプルウィッチングとなるため、需給面の影響から引き続き振れやすい。 《FA》
関連銘柄 11件
4063 東証プライム
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大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4452 東証プライム
6,273
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時価総額 2,979,675百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
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時価総額 10,350,444百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
7,055
4/19 14:19
-270(%)
時価総額 2,742,786百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,518
4/19 14:19
-217(%)
時価総額 4,227,721百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
6954 東証プライム
4,261
4/19 14:19
-77(%)
時価総額 4,301,680百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
8035 東証プライム
33,840
4/19 14:19
-2,900(%)
時価総額 15,960,061百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9008 東証プライム
3,853
4/19 14:19
-25(%)
時価総額 495,307百万円
私鉄大手。東京都中西部で京王線や井の頭線、京王新線を運行。登山鉄道やバス、百貨店、スーパー、ホテル、不動産も。京王プラザホテルなどの客室単価が大幅上昇。24.3期3Qは大幅増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/23
9064 東証プライム
2,005.5
4/19 14:19
-50(%)
時価総額 761,739百万円
宅配便最大手。「クロネコヤマトの宅急便」を展開。法人客約1万社。国内シェア約50%。宅急便のネットワークを活用した企業間物流の取り組みを推進。国際輸送一服も、固定資産売却益計上により、3Q累計は最終増益。 記:2024/02/06
9983 東証プライム
40,640
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-310(%)
時価総額 12,932,501百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,624
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時価総額 13,135,801百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10