マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 7:19:33
15,322,790
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

FOMCの結果を見極めたいとの思惑から買い見送りムードが強まる【クロージング】

2022/6/15 16:03 FISCO
*16:03JST FOMCの結果を見極めたいとの思惑から買い見送りムードが強まる【クロージング】 15日の日経平均は4営業日続落。303.70円安の26326.16円(出来高概算12億2000万株)と心理的な節目である26500円を下回って取引を終えた。日本時間のあす未明に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から買い見送りムードが強まり、総じて売りが先行する展開となった。また、後場に入り、「欧州中央銀行(ECB)が15日に臨時理事会を開催する」と伝わると、欧州においても金融引き締め強化への動きが強まるとの警戒から、後場終盤にかけて短期筋による株価指数先物売りなどによって下げ幅を広げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクターでは、パルプ紙、銀行、証券商品先物、海運の4業種が上昇。一方、石油石炭、鉱業、電気ガス、機械、精密機器、卸売など29業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、NTTデータ<9613>、電通グループ<4324>、スズキ<7269>、ホンダ<7267>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、リクルートHD<6098>、ファナック<6954>、コナミHD<9766>が軟調だった。 前日の米国市場は、FOMCでの0.75%の利上げを急速に織り込む形で米長期金利が一時3.5%近辺まで上昇し投資家心理は悪化。NYダウ、S&P500はともに下落した一方、急ピッチの下げなどからナスダック指数とSOX指数は小幅に上昇に転じて引けた。日経平均は小幅安スタートとなり、取引開始直後には26638.76円とプラスに転じる場面もあった。ただし、FOMC後の米国市場の動きが読み切れないだけに、買いは続かず、次第に見送りムードが強まっていた。 市場の関心はFOMCでの利上げ幅とドットチャートの行方だ。米国の金利先物市場は0.75%の利上げを完全に織り込んでおり、エコノミストの予想は0.5%もしくは0.75%の利上げで見方が分かれている。関係者からは「利上げ幅が0.75%にまで拡大するのか、9月会合から年末までの利上げペースがどうなるのか、来年から再来年に予防的な利下げを示唆する材料が出てくるかどうかだ」とみている。また、その後に予定されるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見で「景気を冷やしてでもインフレを抑制する姿勢が強く示されるのかどうかも見定めたい」とされ、会見内容にも関心が集まっている。 《FA》
関連銘柄 10件
4324 東証プライム
3,744
11/22 15:30
-17(%)
時価総額 1,011,498百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
9,824
11/22 15:30
+288(%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,638
11/22 15:30
-38(%)
時価総額 3,217,992百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9613 東証プライム
2,884.5
11/22 15:30
+77(%)
時価総額 4,045,511百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9766 東証プライム
14,675
11/22 15:30
+375(%)
時価総額 2,105,863百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25