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売り先行スタートも経済活動の再開への期待感などから28000円に迫る【クロージング】

2022/6/6 16:17 FISCO
*16:17JST 売り先行スタートも経済活動の再開への期待感などから28000円に迫る【クロージング】 6日の日経平均は続伸。154.32円高の27915.89円(出来高概算10億株)で取引を終えた。先週末の米国市場では米雇用統計の結果を受けてFRBによる積極的な利上げへの警戒感が高まり、主要な株価指数が下落した。この流れ引き継ぐ格好から売りが先行して始まった東京市場だったが、政府は新型コロナウイルスの感染状況の改善を受け、観光支援事業「Go To トラベル」を近く再開する方向で調整に入ったと伝わっていることなど、経済活動の再開への期待感が広がり、売り一巡後は押し目を拾う動きなどが強まり、前場半ばに上昇に転じると、後場中盤には、27979.54円と28000円目前に迫る場面もあった。 東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1000を超え、全体の過半数超を占めた。セクターでは、石油石炭、空運、陸運、保険、医薬品など23業種が上昇。一方、海運、証券商品先物、サービス、電気機器など9業種が下落し、ガラス土石は変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、第一三共<4568>、ファナック<6954>、エムスリー<2413>が堅調だった半面、リクルートHD<6098>、TDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、電通グループ<4324>、ソニーG<6758>が軟化。 5月米雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったほか、メスタークリーブランド連銀総裁が「9月の0.5%の利上げを支持し得る」と発言したことから、米国の金融引き締め強化への懸念が重荷となった。ただし、27500円水準での底堅さが意識されており、寄り付き直後から押し目買いの動きからリバウンド機運が高まっていた。GoToトラベル再開報道のほか、時間外取引での米国株価指数先物が堅調に推移していたことも投資マインドの改善に繋がった。 日経平均は一時的に200日線水準を抜けた。心理的な節目である28000円乗せは時間の問題だと見ている向きは多い。ただ今週は、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、ブラックアウト期間に入り、米連邦準備制度理事会(FRB)要人発言からの手がかりが得られないなか、米国市場は金融引き締めペースを巡る思惑により、変動が激しい値動きが予想される。こうしたなか、8日に卸売売上高、10日には消費者物価指数(CPI)が発表され、インフレ動向を確認する必要があるだろう。 《FA》
関連銘柄 10件
2413 東証プライム
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日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4324 東証プライム
4,195
3/29 15:00
+5(%)
時価総額 1,209,880百万円
国内最大の広告代理店。メディア確保力や広告企画力、コンサルティングなどに強み。配当性向は35%目標。日本はCT&T領域が引き続き好調。米州はM&Aや円安効果などで収益堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4568 東証プライム
4,777
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時価総額 9,300,981百万円
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6,707
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+78(%)
時価総額 11,374,804百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6758 東証プライム
12,985
3/29 15:00
+55(%)
時価総額 16,375,150百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
7,481
3/29 15:00
+89(%)
時価総額 2,908,403百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期2Q累計はコンデンサが増収。セラミックコンデンサは自動車市場向け販売が堅調。センサ応用製品も自動車市場向け販売が増加。 記:2023/12/11
6954 東証プライム
4,185
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時価総額 4,224,954百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
8035 東証プライム
39,570
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時価総額 18,662,518百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
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時価総額 15,000,938百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,962
3/29 15:00
±0(%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10