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日経平均はこう着ながらも11営業日ぶりに27000円を回復【クロージング】

2022/5/23 16:03 FISCO
*16:03JST 日経平均はこう着ながらも11営業日ぶりに27000円を回復【クロージング】 23日の日経平均は続伸。262.49円高の27001.52円(出来高概算10億9000万株)と6日以来11営業日ぶりに27000円を回復して取引を終えた。経済活動の再開への期待感から幅広い銘柄に買い戻しの動きが強まり、取引開始後に一時27047.47円まで上昇した。ただ、週明けの米国市場の動向が気掛かりなうえ、円相場が一時127円台前半と円高傾向にあり、輸出関連株の一角には売りが散見され伸び悩む場面があった。しかし、時間外取引の米株先物が東京時間の終盤に向けて上昇幅を広げるなかインデックス買いなどが入り、堅調展開が続いた。 東証プライムの騰落銘柄は値上がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。セクターでは、保険、海運、医薬品、その他金融、証券商品先物など28業種が上昇。一方、鉄鋼、鉱業、石油石炭、機械、空運の5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>、テルモ<4543>がしっかりだった半面、ソニーG<6758>、クボタ<6326>、日揮HD<1963>、コマツ<6301>、7&iHD<3382>が軟化した。 政府は20日、新型コロナウイルスの水際対策を6月1日から緩和すると発表。ウイルスを持ち込むリスクが低い国・地域から来日する場合は入国時検査を免除し、自宅などでの待機も求めない。外国人観光客の受け入れ再開をにらみ、1日当たりの入国者数の上限を現在の「約1万人」から「約2万人」に倍増させる。また、関係者からは「新型コロナ感染者の増加に一服感が見られ、大型連休中の人出増による感染拡大の第7波への警戒感がいったん薄れていることもプラス要因になっている」とされ、インバウンド消費の復活への思惑が相場を支えていたようだ。 日経平均は先週末の上昇で5日線、25日線水準を上回り、次の節目とみられていた75日線水準(26820円)や一目均衡表の雲の上限水準(26856円)を抜けてきたため、目先は戻りを試す動きに移行していく可能性が高いと見る向きが増え始めている。ただ、ここから大きく上昇していくには新たな材料が必要なうえ、景気後退が警戒される米国市場は依然として不安定な値動きで、日本株は欧米株と比較して割安感や出遅れ感が指摘されるものの、「まだ日本株の底打ちが確認できていない」と懸念する向きもある。米国のインフレがピークアウトしていることが確認できるのかどうかを見極めながらの動きが続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
1963 東証プライム
1,518
4/23 15:00
+24.5(%)
時価総額 393,784百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
2413 東証プライム
1,884
4/23 15:00
+23(%)
時価総額 1,279,108百万円
日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
2,032
4/23 15:00
+1(%)
時価総額 5,403,750百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
4543 東証プライム
2,620
4/23 15:00
+17.5(%)
時価総額 3,905,626百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6301 東証プライム
4,460
4/23 15:00
+3(%)
時価総額 4,340,231百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6326 東証プライム
2,442.5
4/23 15:00
+25(%)
時価総額 2,931,603百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6758 東証プライム
12,495
4/23 15:00
-35(%)
時価総額 15,757,220百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6954 東証プライム
4,400
4/23 15:00
-26(%)
時価総額 4,442,007百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
32,500
4/23 15:00
+50(%)
時価総額 15,328,073百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
42,180
4/23 15:00
+730(%)
時価総額 13,422,562百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27