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米中両国の景気減速に対する警戒感からリスクオフの動き【クロージング】

2022/4/25 15:56 FISCO
*15:56JST 米中両国の景気減速に対する警戒感からリスクオフの動き【クロージング】 25日の日経平均は大幅続落。514.48円安の26590.78円(出来高概算10億1000万株)と4営業日ぶりに27000円を割り込んで取引を終えた。前週末の米国市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の急速な金融引き締めに対する警戒感が一段と強まったことから主要3株価指数はそろって大幅下落。この流れを受けて、東京市場でも売り優勢の展開となるなか、寄り付き直後には26487.84円と節目の26500円を割り込む場面が見られた。節目を割り込んだことから、いったんはリバウンドの動きを意識させたものの、決算発表が本格化するほか、GWの大型連休を控えて積極的な市場参加者は限られ、後場は狭いレンジでのこう着だった。 東証プライムの騰落銘柄は値下がり銘柄が1500を超え、全体の8割超を占めた。セクターでは、水産農林を除く32業種が下落し、鉱業、海運、非鉄金属、空運、機械、鉄鋼などの下落が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ネクソン<3659>、日ハム<2282>、ヤマトHD<9064>、セコム<9735>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、TDK<6762>、アドバンテス<6857>が軟調で、ファーストリテとソフトバンクGの2銘柄で日経平均を約208円押し下げた。 米国の大幅な利上げによる米国の景況感の悪化に加え、中国や日本など諸外国の景気にも悪影響が及ぶとの警戒感が強まったほか、新型コロナウイルスの感染が続く中国・上海で都市封鎖を再び強化したため、中国経済への先行き不安感を増幅させたことも売りを誘う要因につながったとみられる。 日米の金融政策の違い、内外の金利先高観、それに伴うスタグフレーションへの懸念など東京市場を取り巻く環境は悪い。国内主要企業の決算発表が始まっているが、決算発表の前に業績予想を大幅に引き下げる企業が目立ち始めていることも警戒要因だろう。今週は主要ハイテク企業の決算発表が多く予定されているだけに、今期業績の悪化に対する警戒感も拭えていない。一方で、原材料の高騰といった悪材料を株価はある程度織り込んでおり、「今期に底堅い業績が期待できる銘柄には見直し買いも入りやすい」との指摘も聞かれ、市場には強弱感が対立している。 《FA》
関連銘柄 9件
2282 東証プライム
5,086
11/22 15:30
+34(%)
時価総額 523,649百万円
国内食肉業界最大手。食肉事業のほか、加工事業、海外事業、ボールパーク事業も手掛ける。「シャウエッセン」などロングセラー商品多数。配当性向40%以上目安。加工事業では主力商品のブランディング強化を図る。 記:2024/08/02
3659 東証プライム
2,197
11/22 15:30
+48.5(%)
時価総額 1,902,323百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
9064 東証プライム
1,726
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 622,216百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9735 東証プライム
5,192
11/22 15:30
+72(%)
時価総額 2,422,587百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17