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米長期金利の一段の上昇や中国のロックダウン、ロシア問題によりリスク回避の動きに【クロージング】

2022/4/12 16:12 FISCO
*16:12JST 米長期金利の一段の上昇や中国のロックダウン、ロシア問題によりリスク回避の動きに【クロージング】 12日の日経平均は続落。486.54円安の26334.98円(出来高概算11億7000万株)で取引を終えた。前日の米国市場では3月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えるなか、インフレ警戒から米長期金利の一段の上昇が嫌気され、ハイテク株安などが重荷となった。売り先行で始まった日経平均は、寄り付き直後につけた26674.86円を高値に下落幅を広げるなか、前場半ばには節目の26500円を割り込むと、その後の不安定な値動きのなか、後場中盤には一時26304.08円まで下げ幅を広げた。 東証プライムの騰落銘柄は値下がり銘柄が1400を超え、全体の約8割を占めた。セクターでは、空運、情報通信、保険、その他金融の4業種が上昇。一方、海運、機械、精密機器、電気機器、医薬品など29業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ネクソン<3659>、7&iHD<3382>、NTTデータ<9613>、高島屋<8233>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 前日の米国市場は、インフレ抑制のため、利上げペースの加速化が警戒され、主要株価指数は下落した。また、3月のCPIが発表される。市場では前年比8.4%上昇が予想され、2月の同7.9%上昇からさらに強い結果となることが見込まれている。米長期金利の一段の上昇懸念につながり、それに伴う世界的な株安への警戒感が投資マインドを悪化させたようだ。また、中国の上海市でロックダウンが続いているほか、ロシア軍がウクライナ東部への攻勢を強めるなか、有毒物質を使用した可能性等も報じられており、リスク回避姿勢に向かわせた要因にもなろう。 なお、米国ではインフレ抑制を目的に大幅な利上げペースの加速が逆に米国の景気減速につながる可能性も警戒され始めている。また、未だに解除の目途が立たない中国・上海のロックダウンの影響を危惧する声が増えており、外国人投資家の中には中国景気・株価の下振れリスクを警戒する向きも多くなってきている。米国および中国の同時景気減速リスクがグローバル株式の重石となる構図が続いており、目先は不安定な相場展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
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時価総額 5,212,279百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
3659 東証プライム
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時価総額 2,575,972百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
6367 東証プライム
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時価総額 6,556,960百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
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6/28 15:00
+187(%)
時価総額 4,922,636百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,409
6/28 15:00
+89(%)
時価総額 4,451,093百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
34,900
6/28 15:00
+100(%)
時価総額 16,459,992百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8233 東証プライム
2,707.5
6/28 15:00
+20(%)
時価総額 481,282百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
9433 東証プライム
4,254
6/28 15:00
+33(%)
時価総額 9,801,982百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9613 東証プライム
2,362
6/28 15:00
+1.5(%)
時価総額 3,312,705百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
40,560
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時価総額 12,907,044百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10