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需給要因から売り先行も、その後は底堅い値動きに【クロージング】

2022/4/1 15:58 FISCO
*15:58JST 需給要因から売り先行も、その後は底堅い値動きに【クロージング】 1日の日経平均は3日続落。155.45円安の27665.98円(出来高概算11億9000万株)で取引を終えた。前日の米国株が下落した流れを引き継いだほか、3月後半の急上昇に伴う過熱感から利益確定売りが優勢となり、一時27399.48円まで下げ幅を広げた。ただ、円相場が1ドル=122円台前半へと円安が進んでいることが下支え要因となり、米雇用統計の発表を控えて積極的な売買は手控えられたものの、底堅い値動きが続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり数はほぼ拮抗していた。セクターでは、その他製品、その他金融、情報通信、水産農林、銀行など14業種が上昇。一方、海運、石油石炭、鉄鋼、鉱業、パルプ紙など19業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、コナミHD<9766>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、塩野義<4507>、アステラス薬<4503>が軟調だった。 前日の米国市場では、中国の上海市は本日から西部を対象に都市封鎖(ロックダウン)を実施することから、都市封鎖に伴う中国の景気減速懸念が高まったほか、2月のコアPCE価格指数が高い伸びとなったことから、インフレへの警戒が高まった。こうした流れが波及する格好から売り優勢の展開とはなったものの、米国市場の下落要因としては月末・四半期末に伴うリバランスの売りが幅広い銘柄に出た影響が大きく、需給イベント通過後のアク抜けも意識されるなか、売り一巡後は底堅い動きだった。 日経平均は3日続落となったが、新年度による資金流入期待で、前場に記録した安値(27399円)からは下げ幅を縮めた、テクニカル面では75日移動平均線水準までの下落後は下げ渋りを見せており、調整一巡感からの押し目買い意欲の強さも窺えた。また、米国で3月の米雇用統計の発表が予定されており、積極的な売買は手控えられていたため、イベント通過後は改めて新年度入りを意識したセンチメントの向かうかが注目される。もっとも、4月後半からは日米で決算発表が本格化するため、上値追いは引き続き慎重だろう。 《FA》
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9,824
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+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7974 東証プライム
8,166
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時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
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時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
5,030
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時価総額 11,024,985百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9766 東証プライム
14,675
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+375(%)
時価総額 2,105,863百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
49,020
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時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
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+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17