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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、円急落の反動もドルは下値で買戻し

2022/3/30 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、円急落の反動もドルは下値で買戻し 30日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋りか。日銀の円安容認などを背景に足元まで続いた急激な円安は巻き戻される見通し。一方、ウクライナ和平への期待で有事のドル買いは後退するものの、月末に向け実需によるドルの買戻しが見込まれる。 トルコで行われたロシアとウクライナの停戦に向けた交渉が進展し、前日の取引ではユーロへの買戻しが強まったほか有事のドル買いが後退。ユーロ・ドルは1.1130ドル台に浮上、ドル・円は122円を割り込んだ。本日アジア市場では月末に向け、実需筋によるドル売りが優勢に。また、今月上旬からの急激な円売りを巻き戻す動きがみられ、主要通貨を下押しした。ドル・円は123円20銭台から正午にかけて2円近くも値を下げた。 この後の海外市場では実需筋中心の取引で、方向感の乏しい値動きとなりそうだ。足元までの急激な円安の反動で、主要通貨は対円で弱含む見通し。有事のドル買いは縮小し、ドル・円は下落圧力がかかりやすい。ただ、原油相場は高値圏を維持しており、資源国通貨がクロス円をけん引する可能性があろう。ドル・円については金融引き締め加速を織り込みが進んでいるものの、121円台では割安感による買戻しで下げづらい値動きが予想される。 【今日の欧米市場の予定】 ・18:00 ユーロ圏・3月景況感指数(予想:109.0、2月:114.0) ・21:00 独・3月消費者物価指数速報値(前年比予想:+6.2%、2月:+5.1%) ・21:15 米・3月ADP雇用統計(予想:+45.0万人、2月:+47.5万人) ・21:30 米・10-12月GDP確定値(前期比年率予想:+7.0%、改定値:+7.0%) ・22:15 バーキン米リッチモンド連銀総裁開会あいさつ(地方投資関連会合) ・02:00 ジョージ米カンザスシティー連銀総裁オンライン講演(NYエコノミッククラブ) 《NH》