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*14:01JST 米国株見通し：上げ渋りか、週末に向け調整売りも （13時50分現在） S&P500先物　　　　　　4,527.00（+6.8） ナスダック100先物　　14,781.10（+15.4） 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は50ドル高。NY原油先物（WTI)は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。 24日の主要3指数は反発。ナスダックとS&Pはほぼ高値引け、ダウも終盤に上げ幅を拡大し349ドル高の34707ドルで取引を終えた。この日発表された耐久財受注は予想を下回ったものの、新規失業保険申請件数は記録的な強さで雇用情勢の改善を示した。また、PMIも想定外に堅調で、回復持続を好感した買いが相場をけん引。一方、原油相場は高値圏を維持しているが、やや値を下げたことでインフレによる打撃への懸念を弱めた。 本日は上げ渋りか。WTIは1バレル＝110ドル付近で推移しており、欧米によるロシアへの制裁で原油相場の一段高に懸念が強まればインフレ懸念による株売りが再開しそうだ。また、今晩はウォラー米連邦準備制度理事会（FRB）理事やウィリアムズNY連銀総裁など当局者が金融政策に言及する見通し。来月の連邦公開市場委員会（FOMC）で0.50％の利上げなど引き締め加速は織り込まれたが、週末に向け調整の売りが指数を下押しする可能性があろう。 《TY》