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前場に注目すべき3つのポイント~SQ値突破でセンチメントは改善も買い一巡後の上値の重さが意識されるか~

2022/3/16 8:30 FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~SQ値突破でセンチメントは改善も買い一巡後の上値の重さが意識されるか~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:SQ値突破でセンチメントは改善も買い一巡後の上値の重さが意識されるか ■パーク24、1Q営業利益 黒字転換 46.51億円 ■前場の注目材料:藤コンポ、中国拠点を移転・集約、環境規制対応 ■SQ値突破でセンチメントは改善も買い一巡後の上値の重さが意識されるか 16日の日本株市場は、米株高を受けて買い先行で始まり、その後は次第にこう着感が強まりそうである。15日の米国市場はNYダウが599ドル高だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなか、2月の卸売物価指数(PPI)が予想を下回る伸びにとどまったことから、インフレ懸念が和らいだ。ロシアのプーチン大統領が攻撃を継続する強硬姿勢を示したため、一時軟化する場面もあったものの、原油先物価格の下落も支援材料となり、経済の正常化を期待した動きから引けにかけて上げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の25375円。円相場は1ドル118円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。米国ではハイテク株が上昇をけん引する格好となっており、SOX指数の構成銘柄はすべて上昇している。この流れを受けて指数インパクトの大きい値がさ株が指数をけん引する格好となり、3月のSQ値である25457.94円を上回ってくると見られ、センチメント改善に繋がりそうである。ただし、積極的にポジションを取ってくる動きというよりは、リバランスの動きが中心と見られる。FOMCでの結果を前にポジションをいったんニュートラルにする動きであろう。 そのため、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすく、日中はウクライナ情勢の動向のほか、足元で下落基調が強まっている上海指数やハンセン指数の動向に注視するなかで、短期的なトレードが中心になりやすい。また、指数インパクトの大きい値がさ株がリバウンドを見せてきたとしても、例えば東エレク<8035>は25日線突破を見極める必要があるほか、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>などは自律反発の域は脱せないと見られる。買い一巡後の上値の重さが意識される局面においては、戻り売りも出やすい。 また、ナスダックの強い動きからマザーズ銘柄への物色も意識されやすい。ただし、短期的な売買が中心のなかでは、資金の逃げ足の速さには注意する必要がありそうだ。全体としてはややグロース優位となりそうだが、3月期末に向けた配当志向の物色は継続しやすく、基本的にはバリュエーション面での割安感のある銘柄などに注目しておきたいところであろう。 ■パーク24、1Q営業利益 黒字転換 46.51億円 パーク24<4666>は2022年10月期第1四半期業績を発表。売上高は前年同期比12.5%増の699.28億円、営業損益が46.51億円の黒字(前年同期は27.58億円の赤字)だった。コンセンサスを上回る進捗となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で前年に低迷していた時間貸し駐車場やカーシェアが回復した。一方、リース契約関連損失計上により、最終損益の下押し要因になった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(25346.48、+38.63) ・NYダウは上昇(33544.34、+599.10) ・ナスダック総合指数は上昇(12948.62、+367.40) ・シカゴ日経先物は上昇(25375、大阪比+245) ・1ドル=118.30-40円 ・SOX指数は上昇(3180.24、+132.74) ・VIX指数は低下(29.83、-1.94) ・米国景気の拡大 ・海外のコロナ感染沈静化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・藤コンポ<5121>中国拠点を移転・集約、環境規制対応 ・三井化学<4183>23年に国内生産停止、岩国大竹工場の高純度テレフタル酸 ・トヨタ<7203>富士松工場1ライン8日間停止、半導体不足影響 ・ユー・エス・エス<4732>中古車、初の100万円超、新車納期遅れで顧客増、2月平均 ・丸紅<8002>マレーシアに薬店、アインHDと共同出資会社 ・ホンダ<7267>非常用FC定置電源を実証、米現法で来年初頭 ・NEC<6701>NECなど、南紀白浜空港でローカル5G実証 ・旭化成<3407>冷蔵車使わず青果物輸送、鮮度保持システム事業化 ・レンゴー<3941>大津製函を完全子会社化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 2月貿易収支(予想:-1500億円、1月:-2兆1935億円) <海外> ・06:45 NZ・10-12月期経常収支(予想:-62.25億NZドル、7-9月期:-83.00億NZドル) 《ST》
関連銘柄 13件
3407 東証プライム
1,038
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時価総額 1,446,901百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
3941 東証プライム
1,060
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段ボール製品国内首位、段ボール原紙で2位。紙器や軟包装、重包装用段ボールなど包装資材に強み。板紙・紙加工関連事業は収益伸長。販売量は減少だが、製品価格の改定などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/25
4183 東証プライム
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時価総額 914,886百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4666 東証プライム
1,715
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-15(%)
時価総額 293,347百万円
時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
4732 東証プライム
1,296.5
5/17 15:00
+22(%)
時価総額 666,401百万円
中古車オークション運営で国内最大。中古車買取販売なども。配当性向は55%以上目安。オートオークション部門は堅調。オークション手数料収入が増加。手数料改定などが寄与。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/02/22
5121 東証プライム
1,338
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時価総額 31,371百万円
ゴム資材メーカー。産業用資材とゴム引布の大手メーカー。ゴルフシャフトやアウトドアスポーツ用品も手掛ける。今期3Q累計は引布加工品が堅調も、住宅設備関連や制御機器等の産業用資材、スポーツ用品が足踏み。 記:2024/04/16
6701 東証プライム
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-40(%)
時価総額 2,991,800百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
7203 東証プライム
3,436
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+84(%)
時価総額 56,058,295百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,727
5/17 15:00
+18.5(%)
時価総額 9,385,010百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8002 東証プライム
2,992
5/17 15:00
-13(%)
時価総額 5,140,890百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,010
5/17 15:00
-370(%)
時価総額 13,050,243百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10