マーケット
7/4 15:15
40,913.65
+332.89
39,308.00
-23.85
暗号資産
FISCO BTC Index
7/4 21:43:16
9,277,233
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

円安進行を背景に輸出関連株などが買い戻される【クロージング】

2022/3/14 15:53 FISCO
*15:53JST 円安進行を背景に輸出関連株などが買い戻される【クロージング】 14日の日経平均は反発。145.07円高の25307.85円(出来高概算11億8000万株)で取引を終えた。為替相場が1ドル=117円台後半と約5年2カ月ぶりの水準まで円安が進んだことや前週末の急落の反動から、輸出関連株中心に買いが先行して始まり、取引開始直後には一時25631.01円まで上げ幅を広げる場面もあった、ただ、ウクライナ情勢への先行き懸念は完全には拭えないほか、上海、ハンセン指数の弱い動きが重荷となり、買いが一巡した後は模様眺め気分が強まっていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄が1400を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では空運、保険、不動産、海運など28業種が上昇。一方、電力ガス、精密機器、小売、石油石炭、その他製品の5業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、トヨタ<7203>、アステラス薬<4503>、NTTデータ<9613>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ダイキン<6367>、塩野義<4507>、リクルートHD<6098>が軟調だった。 前週末の米国市場では、主要株価指数がそろって下落したものの、前週末に日経平均が500円超下落したあとだけに自律反発を狙った買いが入った。また、円安が一段と進んでいるため、輸出採算の改善期待から自動車や電子部品関連、半導体関連株などを買い戻す動きが強まる場面も見られた。また、時間外取引で米株先物が堅調に推移しているほか、原油市況が下落していることも投資家心理の改善につながったとみられる。さらに、ウクライナ情勢を巡っては、「ロシアとウクライナの当局者らは、停戦協議において数日内に何らかの成果が出る可能性に言及した」と伝わったことも懸念を和らげる要因になったようだ。 ただ、協議内容を確認したいと見る向きも多い。また、米国では15日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、0.25%の利上げが予想されている。今年の利上げ回数がこれまでの3回からどのくらい引き上げられるのかなどドットチャートの動向にも関心が集まっており、FOMCの結果を見極めたいとのムードが強く、積極的に買い上がる雰囲気につながらず、あす以降も外部環境を見定めながら、底堅い展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
4503 東証プライム
1,604
7/4 15:00
+14(%)
時価総額 2,944,707百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4507 東証プライム
6,196
7/4 15:00
+2(%)
時価総額 1,930,587百万円
製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
8,822
7/4 15:00
+151(%)
時価総額 14,961,759百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
22,945
7/4 15:00
+240(%)
時価総額 6,725,501百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
6,776
7/4 15:00
+142(%)
時価総額 5,191,561百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
3,391
7/4 15:00
+66(%)
時価総額 55,324,121百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
35,850
7/4 15:00
-110(%)
時価総額 16,908,043百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9613 東証プライム
2,319
7/4 15:00
+10(%)
時価総額 3,252,398百万円
NTT傘下のSI大手。金融分野や公共・社会基盤分野向けに強み。24.3期3Q累計は親会社との海外通信事業統合会社がフル連結化。公共、金融案件の獲得も順調。営業外の金融費用増。通期営業最高益・増配を見込む。 記:2024/03/07
9983 東証プライム
41,830
7/4 15:00
-120(%)
時価総額 13,311,184百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
11,190
7/4 15:00
+485(%)
時価総額 19,279,855百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17