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*14:07JST 米国株見通し：上げ渋りか、金融引き締めへの思惑で売りも （14時00分現在） S&P500先物　　　　　　4,225.30（+21.0） ナスダック100先物　　13,342.00（+40.2） 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は170ドル高。NY原油先物（WTI)は失速し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。 11日の主要3指数は続落。ダウは買いが先行したものの、徐々に売りに押されほぼ安値となる229ドル安の32944ドルで引けた。ロシア軍がウクライナの首都キエフへの攻撃を強めるとの見方が浮上した。また、欧米の追加的な対ロ制裁による世界経済への影響を警戒した売りが強まり、指数を下押し。インフレ高進を受け来週開催の連邦公開市場委員会（FOMC）での金融引き締め加速に思惑が広がり、週末に向け終盤は売りが強まった。 本日は上げ渋りか。前週に大きく売り込まれた反動から、割安感の生じた銘柄への買戻しが見込まれる。ただ、今週開催のFOMCでは0.25％の利上げが織り込まれるものの、直近の消費者物価指数は約40年ぶりの高水準となり、次回以降の引き締め加速に思惑が広がりやすい。一方、ウクライナ情勢で停戦交渉は不透明となり、より緊迫化する可能性も。欧米によるロシアへの制裁による世界経済への腰折れ懸念で、リスク資産は買いづらい。 《TY》