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米国株見通し:上げ渋りか、ウクライナ緊張緩和も引き締めを意識

2022/3/10 14:00 FISCO
*14:00JST 米国株見通し:上げ渋りか、ウクライナ緊張緩和も引き締めを意識 (14時00分現在) S&P500先物      4,267.70(-10.2) ナスダック100先物  113,678.80(-63.4) 米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は70ドル安。NY原油先物(WTI)の上昇は一服し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。 9日の主要3指数は急反発。ダウは序盤から買い優勢で上げ幅を拡大し、653ドル高と5日ぶりに上昇へ転じた。前日まで急激な下落が続き自律反発が期待され、原油相場の大幅安を背景にインフレ懸念が後退し幅広い買いが相場をけん引。消費関連への買いが目立ったほか、金利高を手がかりに金融が選好された。直近まで売り込まれていたハイテクへの買戻しも優勢となり、ナスダックはダウ同様に5日ぶりにプラスへ浮上した。 本日は上げ渋りか。トルコで開催されるロシア・ウクライナ外相会談で停戦の方向に向かうなら、リスク資産の買戻しが加速する見通し。原油相場は需給ひっ迫懸念の後退でエネルギー関連は売られるものの、インフレへの警戒は和らぎ幅広い買いが見込まれる。半面、消費者物価指数(CPI)は前回の伸びをさらに上回る内容となれば来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で50bp利上げの観測が再浮上し、前日からの株買いを抑制しそうだ。 《TY》