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ウクライナ情勢への警戒感からリスク回避の動きが続く【クロージング】

2022/3/8 15:53 FISCO
*15:53JST ウクライナ情勢への警戒感からリスク回避の動きが続く【クロージング】 8日の日経平均は大幅続落。430.46円安の24790.95円(出来高概算18億7000万株)と2020年11月以来約1年4カ月ぶりに25000円を割り込んで取引を終えた。原油価格の高騰でインフレ高進や景気後退への懸念が強まり、世界経済への懸念から前日の米国株が大幅に続落した流れを引き継ぎ、売り優勢で始まった。その後、急ピッチの下げに対する警戒感などからこのところ下げのきつかった銘柄を中心に買い戻しの動きもみられ、前場半ばには上昇に転じる場面が見られた。ただし、ウクライナ情勢の先行き懸念は拭えず、後場に入ると再び軟調推移となるなか、安値圏でのもみ合いが続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1700を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが下落し、石油石炭、鉄鋼、海運、鉱業、非鉄金属、空運などの下落が際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、信越化<4063>、中外薬<4519>、テルモ<4543>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、塩野義<4507>、TDK<6762>、資生堂<4911>が軟調だった。 ウクライナとロシアの3回目の停戦交渉も進展がなく、世界的にリスクオフムードが広がっており、東京市場もリスク回避の売りが膨らんだ。ただ、日経平均は心理的な節目を下回ったことから、いったんは押し目買いが入った。ただし、後場に入ると再び25000円を下回るなかで持ち高調整売りが次第に増え、大引けにかけて、24767.33円まで下げ幅を広げた。 ウクライナ情勢について、米国の分析によると、ロシア軍は国境付近に配備していた戦力のほぼ100%をウクライナ国内に投入し、当初の主要都市を短期間で制圧する方針から、長期戦を行う構えを見せている。停戦合意に向けた動きが早期にまとまらなければ、エネルギー価格の高騰は長引き、市場心理の悪化も続きそうで、目先は波乱含みの展開が続きそうだ。一部には、2020年3月コロナショック後の安値から昨年9月の高値までの上げ幅の半値押し水準となる23600円近辺までの調整もあるのではないかとの声も聞かれている。 《FA》
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4063 東証プライム
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時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4507 東証プライム
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時価総額 1,863,334百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
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大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4543 東証プライム
3,073
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 4,580,912百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
2,729
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時価総額 1,091,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
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時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
1,875.5
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時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
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時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9983 東証プライム
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時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
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時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17