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日経平均VIは上昇、懸念材料多く株価軟調で警戒感広がる

2022/2/15 13:50 FISCO
*13:50JST 日経平均VIは上昇、懸念材料多く株価軟調で警戒感広がる 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+1.65(上昇率6.20%)の28.28と上昇している。なお、今日ここまでの高値は28.20、安値は26.49。 市場ではウクライナ情勢の緊張の高まりや、インフレ加速、米金融政策の不透明感など、懸念材料が多く、市場心理が悪化しやすくなっている。こうした中、今日の東京株式市場は取引開始時こそやや買いが先行したが、その後は日経225先物が軟調な展開で、市場では、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが次第に広がり、日経VIは概ね昨日の水準を上回って推移している。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 《FA》