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2月3日のNY為替概況

2022/2/4 5:10 FISCO
*05:10JST 2月3日のNY為替概況    3日のニューヨーク外為市場でドル・円は114円95銭まで上昇後、114円73銭へ弱含んだものの底堅く推移し、引けた。 米10-12月期非農業部門労働生産性速報値や1月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったほか米先週分新規失業保険申請件数も予想以上に前回から減少したため金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。英国中銀の利上げや欧州中央銀行(ECB)のタカ派姿勢も米国の金利上昇を支援。    ユーロ・ドルは1.1276ドルから1.1451ドルまで上昇し、引けた。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。しかし、ラガルド総裁が会合後の会見で、インフレ見通しリスクが上向きに傾斜し、経済もECB中期の目標達成に近づいているとしたほか、年内の利上げの可能性は少ないとの言及をしなかったため年内の利上げの可能性を織り込むユーロ買いが加速した。 ユーロ・円は129円50銭から131円54銭まで上昇。欧州中央銀行(ECB)が年内の利上げも除外しない姿勢に転じたため欧日金利差拡大観測に伴うユーロ買い・円売りが加速。   ポンド・ドルは1.3560ドルまで弱含んだのち1.3620ドルまで上昇。英中央銀行(BOE)は市場の予想通り主要政策金利を12月に続き引き上げることを決定。さらに、金融政策委員会(MPC)メンバー9人のうち4人は50BP利上げを主張したことが明らかになるとポンド買いが強まった。しかし、ベイリー総裁が追加利上げのプロセスを巡り慎重にアプローチをしていく方針を示すとポンド買いが一段落した。ただ、追加利上げを織り込むポンド買いも根強く下値も限定的となった。 _NEW_LINE__ ドル・スイスは0.9230フランから0.9170フランまで下落した。ロシア、ウクライナ緊張で安全通貨としてのフラン買いが継続。 [経済指標] ・米・10-12月期非農業部門労働生産性速報値:前期比年率+6.6%(予想:+3.9%、7-9月期:-5.0%←-5.2%)・米・10-12月期単位労働コスト速報値:前期比年率+0.3%(予想:+1.0%、7-9月期:+9.3%←+9.6%)・米・先週分新規失業保険申請件数:+23.8万件(予想:24.5万件、前回:26.1万件←26.0万件)・米・失業保険継続受給者数:162.8万人(予想:162万人、前回:167.2万人←167.5万人)・米・1月サービス業PMI改定値:51.2(予想:50.9、速報値:50.9)・米・1月総合PMI改定値:51.1(速報値:50.8)・米・12月耐久財受注改定値:前月比-0.7%(予想:-0.9%、速報値:-0.9%)・米・12月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.6%(速報値:+0.4%)・米・12月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+1.3%(速報値:+1.3%)・米・1月ISM非製造業景況指数:59.9(予想:59.6、12月:62.3←62.0)・米・12月製造業受注:前月比—0.4%(予想:-0.4%、11月:+1.6%) 《KY》