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FOMCの結果判明を前に模様眺めムードが広がる【クロージング】

2022/1/26 16:03 FISCO
*16:03JST FOMCの結果判明を前に模様眺めムードが広がる【クロージング】 26日の日経平均は続落。120.01円安の27011.33円(出来高概算10億3000万株)で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードが広がるなか、大幅な利上げへの警戒感からハイテク関連などグロース株中心に持ち高調整の売りが先行。前場半ばには一時26858.68円まで下押しした。ただ、連日の株価下落に伴う突っ込み警戒感などから押し目を拾う動きも見られ、売りが一巡した後は27000円を挟んでの下げ渋る展開だった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1100を超え、全体の過半数超を占めた。セクター別では、その他製品、精密機器、保険、鉄鋼、海運など11業種が上昇。一方、石油石炭、パルプ紙、繊維製品、ゴム製品、食料品など22業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、スズキ<7269>、任天堂<7974>、エムスリー<2413>、コナミHD<9766>がしっかり。半面、ファナック<6954>、KDDI<9433>、東エレク<8035>、塩野義<4507>、ファーストリテ<9983>が軟調だった。 前日の米国市場は、FOMCでの金融引き締めへの警戒や、ウクライナをめぐるロシア情勢への緊迫化が重荷となり、主要株価指数はそろって下落。ナスダック指数は2%超、SOX指数は3%超の下落となった。こうした流れを受け、値がさハイテク株中心に売りが先行した。ただし、国際通貨基金(IMF)が25日発表した2022年の世界経済成長見通しで、欧米など各国の見通しが引き下げられるなか、日本が上方修正されたことが押し目を入れるきっかけとなり、売り一巡後は下げ渋る展開に。午後に入ると、時間外取引のナスダック先物が堅調に推移しているため、指数寄与度の高い銘柄に押し目を拾う動きも散見され、日経平均はプラスに転じる場面もあった。 最大の注目イベントであるFOMCについては、3月の利上げはほぼ規定路線となっているとの見方が多いが、5月にも連続利上げがあるのか、あるいは3月にも0.50%の利上げがあるのかなどが焦点となろう。また、バランスシートの縮小に関する議論にも警戒が必要で、利上げ開始から短期間で縮小が始まる可能性が示唆されるのかもポイントとなろう。加えて、FOMCが通過し、タカ派のサプライズによる一段安となるのか、それともアク抜けにつながるのかも見極める必要があるとの指摘も多く、FOMC後の金融市場の動きがどういう反応を示すのかが注目されるだろう。 《FA》
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日本最大級の医療従事者専用サイトを運営。製薬企業の営業支援や医師・薬剤師の転職支援、治験支援、病院経営支援などを展開。予防医療分野への取り組みを推進。新型コロナ関連の特需が一巡も、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/29
4507 東証プライム
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製薬メーカー。抗HIV薬や抗インフル薬など感染症分野に強み。24.3期3Q累計は海外子会社及び輸出の売上が増加。セフィデロコルが欧米で伸びる。ロイヤリティー収入ではHIVフランチャイズ販売が堅調。 記:2024/03/05
6954 東証プライム
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7269 東証プライム
1,814.5
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時価総額 3,564,741百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7974 東証プライム
7,649
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8035 東証プライム
34,230
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時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,380
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時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9766 東証プライム
9,456
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時価総額 1,356,936百万円
ゲームソフトが柱。スポーツクラブ兼営。遊技機やカジノ機の製造・販売も。24.3期3Q累計は主力ゲーム作品が想定以上に好調。遊技機、カジノ機、スポーツクラブも伸びて二桁増収・大幅増益に。通期計画を上方修正。 記:2024/03/10
9983 東証プライム
41,390
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-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10