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前場に注目すべき3つのポイント~FOMC通過後のアク抜け期待も戻り待ちの売り圧力は強い~

2022/1/26 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~FOMC通過後のアク抜け期待も戻り待ちの売り圧力は強い~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:FOMC通過後のアク抜け期待も戻り待ちの売り圧力は強い ■ディスコ、3Q営業利益 72.5%増 632億円、通期予想はコンセンサス範囲内 ■前場の注目材料:日東電工、プラ製光ファイバー参入、DC向け照準 ■FOMC通過後のアク抜け期待も戻り待ちの売り圧力は強い 26日の日本株市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのなか、引き続き不安定な相場展開が見込まれる。25日の米国市場はNYダウが66ドル安だった。ウクライナを巡る緊張に加え、連邦準備制度理事会(FRB)が開催しているFOMCへの警戒感から利益確定売りが続いた。NYダウは一時上昇に転じる局面もあったものの、引けにかけてはFRBの速やかな引き締めを警戒した根強い売りに押されており、連日で日中値幅が1000ドルを超える不安定な相場展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の27130円。円相場は1ドル113円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや小じっかりのスタートとなりそうだ。前日の27000円割れで、いったんは底入れも意識されやすいほか、FOMC通過後のアク抜けを想定した押し目狙いの買いも意識されやすいだろう。もっとも、米国市場は調整トレンドが本格化しているため戻り待ちの売り圧力は強い、そのため、東京市場においても前日の大幅な下げに対する自律反発狙いの動きがあったとしても、短期的な値幅取り狙いの動きにとどまりやすいと考えられる。 また、米国では大型テック株や半導体株の弱い値動きが目立っていた。取引終了後に決算を発表したマイクロソフトは、予想を上回る内容だったものの時間外取引では5%下落して推移していることも神経質にさせるだろう。また、NYダウは連日で日中値幅が1000ドルを超える状況のなか、東京市場においても日中値幅が大きい展開が続いているため、腰の据わった資金流入は期待しづらい。反対に荒い値動きによってヘッジ対応の動きが強まることから、先物市場や米株先物市場の動向を睨みながら、短期的な値幅取り狙いの動きが中心になりそうだ。 そのほか、VIX指数は終値で30.00を超えてきている。不安心理が高まっているなか、FOMC通過後もウクライナを巡るロシア情勢に対する緊迫化が重荷となる。さらに日米ともに決算発表が本格化することも手掛けづらくさせるだろう。そのため、決算を手掛かりとした個別での日替わり的な物色に向わせやすい。中小型株については短期的なリバウンド狙いの動きはその都度入りやすいと考えられるものの、持続性は皆無であり、資金の逃げ足の速さについては注意する必要があるだろう。 ■ディスコ、3Q営業利益 72.5%増 632億円、通期予想はコンセンサス範囲内 ディスコ<6146>は第3四半期決算を発表。営業利益は前年同期比72.5%増の632.50億円だった。あわせて2022年3月期業績予想を発表しており、営業利益は前期比56.9%増の833億円を見込んでいる。通期計画はコンセンサス(830億円程度)の範囲内。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経先物は上昇(27130、大阪比+70) ・1ドル113.80-90円 ・米原油先物は上昇(85.60、+2.29) ・米国景気の拡大 ・海外のコロナ感染沈静化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・日東電工<6988>プラ製光ファイバー参入、DC向け照準 ・ENEOS<5020>和歌山製油所閉鎖、脱炭素で石油需要減、来年10月めど ・AGC<5201>EUV露光用部材の生産倍増、24年めど(日刊工業3面) ・トヨタ<7203>供給網整備、来年度世界生産1090万台通達 ・冶金工<5480>冷間圧延設備に110億円投資、川崎製造所 ・ヒロセ電機<6806>設備投資160億円超、来年度、次世代モノづくり加速 ・古河電工<5801>ICTで次世代街づくり、インテリジェント歩道・交通監視レーダ ー実証 ・KDDI<9433>XRで都市空間にデジタル広告、来月に法人向けサービス ・ニチコン<6996>トライブリッド蓄電システム発売、EV充電3倍速 ・石原産業<4028>ドローン散布用農薬発売、年内に雪腐病向け ・住友化学<4005>液晶ポリマー3割増強、来夏、愛媛にプラント増設 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月17-18日開催分) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 12件
4005 東証プライム
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時価総額 556,038百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4028 東証プライム
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時価総額 73,257百万円
化学品メーカー。酸化チタン製品や遮熱材料、農薬、有機中間体など幅広い製品を提供。酸化チタンで国内シェアトップ。無機化学事業は売上堅調。酸化チタンは価格改定効果などで売上増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/23
5020 東証プライム
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時価総額 2,276,380百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5201 東証プライム
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時価総額 1,313,017百万円
世界的ガラスメーカー。建築用板ガラスや自動車用ガラスに強み。フッ素樹脂などの化学品も。新中計では26.12期に営業益2300億円が目標。24.12期は二桁営業増益を目指す。還元方針をDOE3%目安に変更。 記:2024/04/12
5480 東証プライム
4,600
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+5(%)
時価総額 71,286百万円
ステンレス鋼で国内トップ。精錬から製造・加工までを一貫で行う。高機能材の拡販図る。高機能材は環境・エネルギー関連分野の需要が足踏み。販売数量の減少等が重しとなり、24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/04/07
5801 東証プライム
3,447
5/2 15:00
+48(%)
時価総額 243,589百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
6146 東証プライム
46,490
5/2 15:00
+370(%)
時価総額 5,035,657百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6806 東証プライム
16,690
5/2 15:00
-120(%)
時価総額 621,319百万円
コネクタが主力の電子部品メーカー。高周波信号をつなぐマイクロコネクタに強み。車載領域に注力。高付加価値新製品の販売強化図る。多極コネクタは売上伸び悩む。24.3期3Q累計は同軸コネクタが営業増益。 記:2024/03/31
6988 東証プライム
12,850
5/2 15:00
-165(%)
時価総額 1,924,390百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
6996 東証プライム
1,343
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-7(%)
時価総額 104,754百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
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時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
9433 東証プライム
4,422
5/2 15:00
+19(%)
時価総額 10,189,084百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04