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前場に注目すべき3つのポイント~ネットフリックスの時間外の急落がセンチメントを冷ます~

2022/1/21 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~ネットフリックスの時間外の急落がセンチメントを冷ます~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ネットフリックスの時間外の急落がセンチメントを冷ます ■ミツウロコHD、22/3下方修正 営業利益4.0億円←53.0億円 ■前場の注目材料:ホンダ、鈴鹿製作所で来月上旬に1割減産、半導体不足・コロナ影響 ■ネットフリックスの時間外の急落がセンチメントを冷ます 21の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開が見込まれる。20日の米国市場はNYダウが313ドル安だった。中国人民銀行による1年物ローンプライムレートの引き下げや国内金利の上昇も一段落したためハイテクの買戻しも目立ち買い先行で始まった。しかし、終盤にかけて来週に連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、連邦準備制度理事会(FRB)の積極的引き締め政策への根強い懸念にともなう利益確定売りが強まり、下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比290円安の27500円。円相場は1ドル114円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まろう。シカゴ先物は一時27940まで上昇する場面も見られたものの、終盤にかけて売られる格好であり、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたいところであろう。もっとも、取引終了後に決算を発表したネットフリックスは、会員数の伸びが予想に届かなかったことから、時間外で20%超の下落を見せている。来週にはアップルやテスラの決算を控えていることもあり、押し目買いの動きも強まりづらいセンチメントになりそうだ。 日経平均はテクニカル面では週足の一目均衡表の雲の中での推移である。足元では雲上限レベルでの攻防を見せていたものの、今週の弱い値動きによって下へのバイアスが強まっており、雲下限を意識したトレンド形成に向かっている。遅行スパンは実線と交差し、下方シグナルの発生が近づいている。2月に入ると実線の切り上がりによって下方シグナルの発生確度は高まりやすく、テクニカル面からの先安観が警戒されよう。 また、VIX指数は25.59に上昇してきた。より不安心理が高まりやすいなか、米国市場の動向により敏感に反応しやすくなるだろう。短期的な売買が中心となるため、値動きの荒さには警戒しておきたい。特に先物市場ではここ数日は荒い値動きを見せていることもあり、短期的な仕掛け的な商いが入りやすいだろう。個別では中小型株の一角に底堅さが見られてきていることから、大きく売り込まれていた銘柄などへはリバウンド狙いの動きも意識されそうだ。 ■ミツウロコHD、22/3下方修正 営業利益4.0億円←53.0億円 ミツウロコHD<8131>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は53.0億円から4.0億円に下方修正した。燃料価格の推移によりエネルギー事業における仕入価格が高止まりとなっていることに加え、電力事業においては9月以降、経済回復により電力需要が増加する中で発電用燃料の輸入価格が高騰し、電力仕入調達価格が大幅に上昇したため。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27772.93、+305.70) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・ホンダ<7267>鈴鹿製作所で来月上旬に1割減産、半導体不足・コロナ影響 ・ホンダ<7267>米AI開発企業に出資、自動運転などソフト開発強化 ・トヨタ<7203>堤工場で昼間の操業停止、22日まで ・いすゞ<7202>北米で中型EVトラック実証、米カミンズと共同 ・三菱商事<8058>EV自動充電実証、事前に時間設定、家庭・自治体向け ・伊藤忠<8001>シノプスと提携、需要予測で食品ロス削減・物流効率化 ・日産自<7201>日産など、量子効率16%実現、短波長化材料を開発 ・昭和電工<4004>異種材接合の基本特許網構築、独自技術で差別化 ・東レ<3402>ネガ型感光性ポリイミド材開発、厚膜・高解像度を実現 ・住友ベークライト<4203>メッキ密着性5倍、フェノール樹脂成形材開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 12月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.6%、11月:+0.5%) ・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(12月16-17日開催分) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
3402 東証プライム
702.8
4/26 15:00
+4.2(%)
時価総額 1,146,605百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
3,382
4/26 15:00
+48(%)
時価総額 625,335百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4203 東証プライム
4,386
4/26 15:00
+94(%)
時価総額 411,223百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
7201 東証プライム
549
4/26 15:00
+2.3(%)
時価総額 2,317,173百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7202 東証プライム
1,949.5
4/26 15:00
+10(%)
時価総額 1,515,623百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7267 東証プライム
1,750.5
4/26 15:00
+4.5(%)
時価総額 9,512,716百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8001 東証プライム
6,898
4/26 15:00
-11(%)
時価総額 10,932,571百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
8058 東証プライム
3,529
4/26 15:00
+32(%)
時価総額 15,218,749百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
1,333
4/26 15:00
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時価総額 80,826百万円
関東地盤の燃料商社。LPガス・石油製品販売を基盤に電力小売や飲料水製販、不動産賃貸、温浴施設運営も。24.3期3Q累計は暖冬が響きLPガスの販売が伸びず。だが飲料水の増販や電力小売の採算改善などで増益に。 記:2024/03/10