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日経平均VIは上昇、株価下落するも警戒感の広がりは限定的

2022/1/13 13:51 FISCO
*13:51JST 日経平均VIは上昇、株価下落するも警戒感の広がりは限定的 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+0.22(上昇率1.13%)の19.65と上昇している。なお、今日ここまでの高値は19.78、安値は19.32。 今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後も日経225先物は売りに押される展開で、市場では次第にボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIはやや上昇幅を広げる動きとなっている。ただ、昨日の日経225先物が大幅高となった後ということで、今日の下げは当然のスピード調整という見方も多く、警戒感の広がりは限定的で、日経VIは不安心理の高まった状態の基準とされる20を下回った水準で推移している。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 《FA》