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個人投資家・有限亭玉介:2022年の相場展開を考えつつ注目する株【FISCOソーシャルレポーター】

2022/1/9 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:2022年の相場展開を考えつつ注目する株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2022年1月3日15時に執筆 「2022年の株式市場はどうなるか」…当然ながら、多くの機関投資家は岸田政権の動向を注視しているようです。コロナ禍で復調となった製造業の底堅さが2022年も目立つ展開となるのか、米国・中国の動向も気になりますねぇ…。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 年末は米国株が堅調でした。年が明けて日本にもその影響が波及するのか方向性を探っているようにも見えます。2022年の政治イベントから紐解くと、参議院選挙を前に岸田総理はインフラ投資へ注力するのでは…と予想する投資家もいます。3月の予算成立後、下水道や防災関連のテーマは注目かもしれません。 日本株が2022年を通して勢いづくかは岸田総理の政策による所が大きいと思います。名目上は過去最大規模の経済対策と謳っているものの、内訳を見ると特に真新しさは無く前政権から引き継がれたものばかりです。その一方で金融所得課税などの不安も渦巻いており、その警戒感が米国株と日本株の足並みが揃わない原因の可能性もあります。 現況で国内外の投資家が岸田政権への期待が薄いところを見ると上値が重く、下げやすい相場展開も考えられますが、個人的には大きく下げる場面では買い場となる可能性も視野に慎重な取り組みをと考えております。ここまで好業績で成長性も見込める企業もまだ放置されているセクターもありますからねぇ。 さて、2022年はいい加減にコロナを気にせずに生活できる年になって欲しいものです。今回は「今年どうなるか」が気になる銘柄をチョイスしてみました。 半導体向けの超純水装置を手掛ける野村マイクロ<6254>は、半導体関連として昨年は長期で上昇トレンドを形成しました。半導体不足から同社への需要も拡大したようですが、2022年もトレンドは継続するか監視です。 投資用IoTレジデンスの企画開発や不動産関連の流通プラットフォームを提供するタスキ<2987>は、SaaS型土地活用シミュレーター「TASUKI TECH TOUCH&PLAN」の運用開始が材料視されています。 新築マンションや投資用不動産の販売などを行うコスモスイニシア<8844>は、昨年は投資用不動産が業績寄与した模様です。PER・PBRも割安水準で昨年末には急動意した経緯もあり、小型株でありながらも監視を強めています。 車載用やエアコンなどのサーミスタセンサーを主力とする大泉製作所<6618>は、EV関連として思惑があります。昨年12月下旬には空売り残高の大幅増加によって、買い戻し圧力が高まると下値を切り上げました。業績上振れ期待もあるようで、需給のバランスを見ながら拾っていきたいところです。 半導体関連として物色されるエレクトロニクス商社の佐鳥電機<7420>は、制御機器や車載用センサーICが好調な模様。同社が出資するノベルクリスタルテクノロジー社が1200V耐圧の酸化ガリウムパワー半導体ダイオードの開発を発表した事で急動意しました。PBRが割安で次回の決算発表は1月14日です。 PERの割安感が目立つ自動車部品製造を手掛ける児玉化学工業<4222>は、業績の急回復が見直され、12月中旬に底を打ったタイミングで買いが入りました。EVや車体軽量化関連として2022年はトレンド転換するか…。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 6件
2987 東証グロース
1,429
3/27 15:00
+28(%)
時価総額 19,704百万円
不動産サービス会社。東京23区で新築投資用IoTマンションを開発。不動産投資型クラウドファンディングや中小企業向け不動産融資サービスも手掛け、仕入情報管理のDX支援も展開。リファイニング好調で1Qは増収。 記:2024/02/06
4222 東証スタンダード
270
4/26 15:00
+2(%)
時価総額 2,122百万円
自動車向け樹脂成形部品が柱。住宅関連製品なども。24.3期上期は自動車関連の売上上向く。だが海外冷蔵庫部品が低調。原材料高も利益の重石に。自動車関連の新規取引は4Qから本格化予定。来期は業績改善の見通し。 記:2024/01/17
5,270
4/26 15:00
+110(%)
時価総額 214,004百万円
大手超純水製造装置メーカー。半導体やFPD向け装置を中心に、水処理装置を設計、施工、販売。水処理装置売上は好調。受注済み大型水処理案件の工事は進捗順調。低採算案件は一巡。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/09
6618 東証グロース
1,298
2/7 15:00
±0(%)
時価総額 12,018百万円
温度センサを製造・販売。24.3期上期は柱の自動車向けが堅調もそれ以外が総じて振るわず。親会社のフェローテックHDが完全子会社化に向けて1株1300円でTOBを実施中。TOB成立ならば同社株は上場廃止に。 記:2023/12/10
7420 東証プライム
2,241
4/26 15:00
+11(%)
時価総額 40,219百万円
半導体・電子部品の専門商社。QRコードセキュリティや漏電を高精度・高速で検出する絶縁監視装置など自社開発も展開。アプライドプロダクト事業は利益改善。売上原価の減少などにより、24.5期2Qは営業増益。 記:2024/01/28
8844 東証スタンダード
855
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 28,994百万円
不動産デベロッパー中堅。一次取得者向けファミリータイプマンションに強み。ホテル施設運営、工事事業等も。レジデンシャル事業は増収。リノベーションマンションの引渡戸数が増加。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/24