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買い手控えムードの強いなか、売り一巡後は底堅い値動きに【クロージング】

2021/12/30 15:52 FISCO
*15:52JST 買い手控えムードの強いなか、売り一巡後は底堅い値動きに【クロージング】 30日の大納会の日経平均は続落。115.17円安の28791.71円(出来高概算7億2000万株)で取引を終えた。前日のナスダックの続落や、年末年始休暇を前にポジション調整の動きが優勢となり、寄り付き直後には28579.49円まで下押す場面もあった。ただし、25日線(約28490円水準)に接近すると押し目を拾う動きも散見され、下げ渋る展開だった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄1300を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、ゴム製品、情報通信、鉄鋼など5業種が上昇。一方、その他製品、水産農林、陸運、空運など27業種が下落し、電気ガスが変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、KDDI<9433>、スクリン<7735>、デンソー<6902>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、キッコーマン<2801>、TDK<6762>、安川電<6506>が軟化した。 前日の米国市場は高安まちまちだったが、国内での新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大懸念からリスク回避の動きが先行して始まった。また、中国の不動産リスクへの警戒から中国や香港市場の動向を見極めたいとする動きもあった。ただし、中国、香港市場の落ち着いた値動きから前場半ば以降は持ち直しをみせていた。その他、来年初めは、今年の原油市況の上昇により、産油国の政府系ファンドの資金流入期待や、12月の補正予算の通過で運用金額が10兆円規模に拡大した大学ファンド資金の流入が期待されているだけに、これが相場の下支え要因となった。 なお、来年の相場見通しについては、「オミクロン型」の感染動向、世界的な供給制約の問題、米国などにおける物価の高止まり、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融政策の正常化などの懸念材料があるが、好調な企業業績などを背景に上昇基調をたどり、再び3万円を突破してくるとの見方が多い。「寅千里を走る」という相場格言のように株価の上昇基調に期待が寄せられているようだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2801 東証プライム
1,963
4/24 15:00
+21.5(%)
時価総額 1,902,964百万円
しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
4543 東証プライム
2,680
4/24 15:00
+60(%)
時価総額 3,995,068百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6506 東証プライム
6,437
4/24 15:00
+217(%)
時価総額 1,716,684百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
6762 東証プライム
7,357
4/24 15:00
+225(%)
時価総額 2,860,196百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6902 東証プライム
2,841
4/24 15:00
+58.5(%)
時価総額 8,954,207百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
16,890
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 1,715,855百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
8035 東証プライム
34,810
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 16,417,545百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,355
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 10,034,704百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
43,080
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 13,708,961百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,755
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 13,361,508百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10