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今日の為替市場ポイント:米インフレ鈍化の思惑でドル買い抑制も

2021/12/13 8:22 FISCO
*08:22JST 今日の為替市場ポイント:米インフレ鈍化の思惑でドル買い抑制も 10日のドル・円は、東京市場では113円33銭から113円62銭まで反発。欧米市場では、113円79銭まで買われた後、113円23銭まで反落し、113円40銭で取引終了。本日13日のドル・円は主に113円台で推移か。米インフレ鈍化の思惑が浮上しており、目先的にリスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。 米労働省が12月10日発表した11月消費者物価指数(CPI)は前年同月比+6.8%となり、上昇率は10月実績の+6.2%を上回った。11月のコアCPIは前年同月比+4.9%で1991年6月以来の上昇率となった。11月のコアCPIは市場予想と一致したが、市場関係者の間では「供給不足は来年まで続く可能性があり、サービス業の価格は引き続き上昇傾向にある」との見方が多いようだ。一方、バイデン米大統領は10日、「国内のインフレ率はピークに達した可能性が高く、大半の人々が考えているより急速に変化するだろう」との見方を示した。 今週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、量的緩和の縮小ペースを多少速めることが決定される見込みだが、インフレ見通しなどについては予断を許さない状況が続くとみられる。FOMC予測で2022年以降におけるインフレと政策金利の見通しが上方修正されるかどうか、注目したい。 《FA》