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前場に注目すべき3つのポイント~巣ごもり消費やテレワークなどの関連銘柄への物色が再燃~

2021/11/29 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~巣ごもり消費やテレワークなどの関連銘柄への物色が再燃~ 29日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:巣ごもり消費やテレワークなどの関連銘柄への物色が再燃 ■DyDo、3Q営業利益17.6%減 52.57億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:大阪ガス、水素・電力同時生産、23年度に実証設備、バイオマス燃料利用 ■巣ごもり消費やテレワークなどの関連銘柄への物色が再燃 29日の日本株市場は、引き続き波乱含みの相場展開になりそうだ。26日の米国市場は感謝祭の祝日明けで午後1時までの短縮取引だった。南アフリカで新たにみつかった変異株が世界経済の回復を損ねるとの懸念に、アジアや欧州市場の流れを引き継ぐ格好から大きく下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比635円安の28155円。円相場は1ドル113円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなろう。26日の段階で米国市場の下落は相当織り込まれていると見られるものの、日経225先物はナイトセッションで一時27510円まで下落する場面も見られており、朝方はヘッジ対応の動きなどから波乱含みのスタートが見込まれそうだ。日経平均は先週末の急落で75日線を割り込んでおり、もう一段安となれば10月6日につけた安値27293.62円が意識されてくる可能性があるため、押し目買いも入りづらい状況だろう。 ただし、世界の金融市場はパニック的に売られている面もあり、イレギュラー的な価格形成に対する修正リバウンドの動きが意識されてくる可能性はあるとみておきたい。南アでみつかった変異株についてはファイザーやモデルナなどが既存のワクチンが効果を示すかの試験を行っており、2週間以内に試験結果が明らかになると報じられている。この結果待ちのなかで、買い戻しの動きが意識されてくることも想定されよう。 そのため、売り一巡後はこう着感が強まるものの、アジア市場は底堅い動きを見せてくるほか、グローベックスの米株先物が落ち着いた動きを見せてくるようであれば、短期的にはリバウンドを狙った動きが強まりやすいだろう。物色としては主力銘柄については先物の動向を睨みながらの展開となり、その他は個人主体の中小型株などの材料性のある銘柄に資金が向かいやすいだろう。また、行動制限などへの警戒感が高まってくる可能性もあり、巣ごもり消費やテレワークなどの関連銘柄への物色も再燃する展開も想定しておきたいところであろう。 ■DyDo、3Q営業利益17.6%減 52.57億円、コンセンサス上回る DyDo<2590>が発表した2022年1月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比1.9%増の1246.58億円、営業利益は同17.6%減の52.57億円だった。コンセンサス(3800億円程度)を上回る。22年1月期は自販機網の拡充で増収となるが、設置費用の増加などにより減益となる見込みであり、期初計画を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・大阪ガス<9532>水素・電力同時生産、23年度に実証設備、バイオマス燃料利用 ・みずほ<8411>「首脳陣一斉退場」、ガバナンス不備露呈、コスト削減あだに ・関西スーパー<9919>統合足踏み、神戸地裁、異議申し立て却下 ・トヨタ<7203>販社と理念共有、指針明文化で風土改革 ・三菱自<7211>「楽天」で新車販売、認知度・利便性を向上 ・ブリヂストン<5108>国内3工場を閉鎖、高機能化成品を集約 ・三井化学<4183>顧客との共創拠点を新設、ICT分野、名古屋検討 ・花王<4452>認知症、内臓脂肪に注意、花王・弘前大が関係性発見 ・トクヤマ<4043>クロロメタン類値上げ、1月出荷分から ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 10件
2,728
4/26 15:00
+36(%)
時価総額 90,398百万円
缶コーヒーが主力の飲料大手。自販機網に強み。ドリンク剤やパウチ商品の生産受託も。24.1期3Q累計はアサヒ飲料の自販機直販事業が上乗せ。値上げ効果も出て大幅増収増益に。ポーランドの同業を2月末に買収予定。 記:2024/02/08
4043 東証プライム
2,926.5
4/26 15:00
+136.5(%)
時価総額 210,966百万円
化学メーカー。化成品に加え、高純度多結晶シリコン等の電子材料、放熱材料、メガネ関連材料、歯科器材等を製造、販売する。今期3Q累計は半導体関連製品が足踏みとなった一方、セメントや化学品の価格修正が寄与した。 記:2024/04/13
4183 東証プライム
4,383
4/26 15:00
+84(%)
時価総額 897,481百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4452 東証プライム
6,385
4/26 15:00
-22(%)
時価総額 3,032,875百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
5108 東証プライム
6,725
4/26 15:00
+14(%)
時価総額 4,799,619百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7211 東証プライム
472.7
4/26 15:00
+5.6(%)
時価総額 704,456百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
2,998
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 7,612,672百万円
3メガ銀の一角。傘下に銀行、信託、証券など。連結総自己資本比率は15.97%。配当性向40%は目安。特定取引収益は伸び悩むが、貸出金利息は伸長。役務取引等収益なども増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30
9532 東証プライム
3,422
4/26 15:00
-8(%)
時価総額 1,425,879百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス供給件数は503.7万件と小幅増。電力販売量は小売が増加。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9919 東証スタンダード
1,880
4/26 15:00
+37(%)
時価総額 120,055百万円
京阪神地区で「関西スーパー」や「イズミヤ」、「阪急オアシス」を運営。H2Oリテイリング傘下。総菜・PB商品などを強化。イズミヤ・阪急オアシスは既存店客数、客単価が堅調。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/02/10