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注目銘柄ダイジェスト(前場):アスタリスク、イルグルム、JFEなど

2021/11/8 12:09 FISCO
*12:09JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アスタリスク、イルグルム、JFEなど JFE<5411>:1499円(-192円) 大幅続落。先週末に上半期決算を発表、事業利益は1989億円、第1四半期決算時に公表した水準での着地となっている。通期予想は従来の3500億円から3600億円に上方修正しているが、下半期は1611億円で対上半期比では減益を見込んでいる。合金鉄の値上がりなどが収益水準の低下につながるようだ。上半期配当金は計画通り60円、期末計画は引き続き未定。全般的に、日本製鉄の決算で高まっていた期待値には未達と捉えられている。 ホンダ<7267>:3321円(-88円) 大幅続落。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は1990億円で前年同期比29.7%減益となり、通期予想は従来の7800億円から前期比横ばいの6600億円に下方修正している。上半期4422億円に対して、下期は2178億円と大きく水準が低下する見通しに。サプライチェーンの混乱による四輪売上高台数の下振れが背景となっている。保守的との見方もあるが、想定以上の大幅下方修正をネガティブ視する動きが優勢に。 ラウンドワン<4680>:1506円(+132円) 大幅反発。先週末に第2四半期の決算を発表、7-9月期経常利益は10.3億円の黒字に転換している。通期では、営業利益は61.2億円から6.5億円に下方修正しているものの、経常利益は53.9億円から63.2億円に上方修正、協力金受領などで営業外収支が改善している。通期経常利益は市場コンセンサスを20億円弱上回る水準に。今後の米国での価格改定などを考慮すれば、新計画はなお保守的との見方が強いようだ。 オリンパス<7733>:2678円(+172円) 大幅反発。先週末に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は486億円で前年同期比83.0%増益、市場予想を60億円程度上振れている。通期予想は従来の1400億円から1440億円、前期比75.6%増に上方修正、修正幅は小幅な形だが、科学事業分社化に関する費用増120億円程度が新たに反映されており、実質的には市場期待を上回る増額幅に。主力の消化器内視鏡販売が大幅に伸長しているもよう。 WDBココ<7079>:6010円 カ - ストップ高買い気配。22年3月期の営業利益を従来予想の5.80億円から7.25億円(前期実績5.24億円)に上方修正している。安全性情報管理、ドキュメントサポート、臨床開発支援の各サービスで前年に稼働開始した複数案件が寄与するほか、安全性情報管理サービスで短期大型案件を計上したことを織り込んだ。第2四半期累計(21年4-9月)は前年同期比107.6%増の5.38億円で着地している。 アスタリスク<6522>:13510円(+3000円) ストップ高を付け、上場来高値を更新した。26日を基準日として1株につき4株の割合で分割すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に伴い、発行可能株式総数を500万株から2000万株に引き上げる。アスタリスクは9月30日に上場したばかり。株価は公開価格(3300円)から大きく上昇しており、早々の株式分割に至ったことが好感されているようだ。 イルグルム<3690>:1437円(+300円) ストップ高。10万株(1億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.58%。取得期間は10日から22年1月24日まで。また、22年9月期の営業利益予想を前期比28.6%増の4.70億円、年間配当予想を7.50円と開示している。21年9月期は32.0%増の3.65億円で着地。期末配当を従来予想の5.00円から5.20円(前期末実績4.00円)に増額修正した。年間配当は同額。 《ST》
関連銘柄 7件
3690 東証グロース
560
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 3,568百万円
広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」などのマーケティングDX支援事業、ECサイト構築の「EC-CUBE」などのコマース支援事業を展開。マーケティングプロセス領域における新サービスなどで成長目指す。 記:2024/06/07
4680 東証プライム
1,004
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 289,319百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
5411 東証プライム
1,757
11/22 15:30
+7.5(%)
時価総額 1,123,493百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6522 東証グロース
472
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 3,357百万円
飲料向けバーコードリーダーと自販機向け赤外線通信が主力。POS等のシステムインテグレーションも。「AsReader」ブランド。米国や中国など海外展開も。AsReader事業は堅調。スマホ搭載型発売へ。 記:2024/10/31
7079 東証グロース
3,570
11/22 15:30
-60(%)
時価総額 8,586百万円
医薬品・医療機器の開発支援を行う。WDBHD傘下。安全性情報管理サービス、ドキュメントサポートサービス、製造販売後調査支援サービス等を手掛ける。中外製薬などが主要取引先。新規案件稼働による採用を強化。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,362.5
11/22 15:30
+17(%)
時価総額 7,194,000百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7733 東証プライム
2,458.5
11/22 15:30
-19.5(%)
時価総額 2,895,375百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24