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下げ幅500円に拡大し、節目の29000円割り込む【クロージング】

2021/10/21 16:06 FISCO
*16:06JST 下げ幅500円に拡大し、節目の29000円割り込む【クロージング】 21日の日経平均は3営業日ぶりに大幅反落。546.97円安の28708.58円(出来高概算10億4000万株)と5営業日ぶりに29000円を割り込んで取引を終えた。欧米の半導体製造装置企業の業績不安を背景に時間外取引での米株先物安などを映して、値がさハイテク株中心に売りが先行した。前場こそ、29000円水準での底堅さが見られるなど、押し目を拾う動きも散見されたものの、後場に入ると断続的なインデックス売りの影響から一段安に。ファンド筋からの先物売りが膨らみ、引けにかけて28688.78円まで下げ幅を広げる場面もあった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1700を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、33業種すべてが下落し、空運、精密機器、電気機器、輸送用機器、海運などの下げが目立った。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、富士フイルム<4901>、大日印<7912>、7&iHD<3382>、東海カ<5301>がしっかり。半面、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>が軟調だった。 オランダの半導体製造装置メーカーのASMLホールディングや米国のラムリサーチの10-12月期見通しがアナリスト予想に届かなかったことから、時間外取引での米株先物が下落した影響から、東エレクやアドバンテス、信越化<4063>といった半導体関連株が値を崩した。また、米長期金利が上昇していることもグロース株を敬遠する動きに繋がり、投資マインドに暗い影を落としたようだ。 本日から取引が再開された中国の不動産大手、中国恒大集団は、資産売却が進まず、株価が急落しており、今後債務問題が一段と深刻化しそうな上、原油高によるインフレ圧力の高まりも警戒される。加えて、国内では、日本郵政<6178>の政府保有株の売出価格が25~27日に決まる予定であり、換金売りへの懸念もあるようだ。また、総選挙の行方など不透明要因もあって、これらの状況を見極めながら、目先は不安定な値動きが続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 12件
1,995.5
4/19 15:00
+25(%)
時価総額 5,306,685百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
4063 東証プライム
6,129
4/19 15:00
-270(%)
時価総額 12,405,850百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
3,330
4/19 15:00
-13(%)
時価総額 4,142,110百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5301 東証プライム
1,022
4/19 15:00
-20(%)
時価総額 229,892百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。電炉用黒鉛電極やカーボンブラックに強み。23.12期3Q累計は競争激化の黒鉛電極で在庫評価損を計上。半導体向け製品も振るわず。だがカーボンブラックが好調。円安も寄与して増収増益に。 記:2024/01/15
6,111
4/19 15:00
-201(%)
時価総額 10,364,012百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6178 東証プライム
1,418.5
4/19 15:00
-6(%)
時価総額 5,344,724百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6857 東証プライム
5,484
4/19 15:00
-251(%)
時価総額 4,201,671百万円
半導体の動作を試験するテスター大手。メモリ向け世界トップシェア。ディスプレイ・ドライバーIC用テスタでもトップシェア。半導体・部品テストシステム事業部門はスマホ向けが足踏み。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/09
7912 東証プライム
4,414
4/19 15:00
-66(%)
時価総額 1,400,297百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8035 東証プライム
33,530
4/19 15:00
-3,210(%)
時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,252
4/19 15:00
+18(%)
時価総額 9,797,373百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
40,520
4/19 15:00
-430(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,648
4/19 15:00
-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10