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米ハイテク株高を映したグロース買いから、25日線を捉える【クロージング】

2021/10/19 15:58 FISCO
*15:58JST 米ハイテク株高を映したグロース買いから、25日線を捉える【クロージング】 19日の日経平均は反発。190.06円高の29215.52円(出来高概算9億9000万株)で取引を終えた。米国市場でハイテク関連株が上昇した流れを映して、半導体関連など指数寄与度の大きい銘柄を中心に買いが先行して始まった。その後は、25日線水準での攻防を見せるなか、後場寄り付き直後には一時29272.49円まで上げ幅を広げた。ただ、目先の上値のめどとみられた25日線水準を突破したことから、当面の利益を確保する動きもあり、高値圏でのもみ合いが続いた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1100を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、海運が7%を超える大幅な上昇となったほか、精密機器、その他製品、情報通信など15業種が上昇。一方、鉱業、空運、石油石炭、ゴム製品など18業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、第一三共<4568>、アステラス薬<4503>、デンソー<6902>、太陽誘電<6976>、KDDI<9433>が軟化した。 週明けの米国市場はグロース株中心に買われ、ナスダック指数は続伸し、SOX指数も値を上げた。この流れを映して、半導体関連や電子部品関連など値がさハイテク株中心に買いが先行した。その後、伸び悩む場面もあったものの、中国の商務相が「中小企業への支援を強化する」と述べたなどと外国メディアが報じたことから、香港株などが買われたため、日本株も再び買い直され、節目とみられる25日線を上回る場面もあった。 衆院選がきょう、公示された。自公連立政権への評価などが焦点となるが、関係者からは「岸田総裁は分配政策に力点を置いている一方で、成長戦略については依然として具体性に欠けており、政策期待は高まっていない」と厳しい見方をする向きもある。また、日本企業の業績の先行きについても、円安・ドル高の進展による輸入物価の上昇で先行きに慎重な見方が広がりつつあり、今月下旬から本格化する国内企業の決算を見極めたいという動きが強まりそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
4503 東証プライム
1,525
5/1 15:00
+11(%)
時価総額 2,799,674百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4568 東証プライム
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-29(%)
時価総額 10,387,426百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6367 東証プライム
22,035
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時価総額 6,458,767百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6902 東証プライム
2,643.5
5/1 15:00
-48(%)
時価総額 8,331,730百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6954 東証プライム
4,659
5/1 15:00
+32(%)
時価総額 4,703,479百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6976 東証プライム
3,707
5/1 15:00
-25(%)
時価総額 482,718百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
8035 東証プライム
34,940
5/1 15:00
-180(%)
時価総額 16,478,857百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,403
5/1 15:00
+3(%)
時価総額 10,145,305百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,190
5/1 15:00
-360(%)
時価総額 13,107,523百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,789
5/1 15:00
-126(%)
時価総額 13,420,089百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10