マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 12:27:36
14,198,013
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米経済指標の発表待ちとあって、一日を通じて様子見ムードが広がる【クロージング】

2021/10/13 16:04 FISCO
*16:04JST 米経済指標の発表待ちとあって、一日を通じて様子見ムードが広がる【クロージング】 13日の日経平均は続落。90.33円安の28140.28円(出来高概算11億1000万株)で取引を終えた。国際通貨基金(IMF)が世界経済の2021年の実質経済成長率見通しを引き下げたため、世界景気の減速を懸念した売りが先行。取引開始直後に一時27993.46円と28000円を割り込む場面が見られた。ただし、米下院は債務上限引き上げ法案を可決したと伝わるなか、米国のデフォルト(債務不履行)が当面回避されるとの見方も広がり、売り一巡後は押し目を拾う動きも。もっとも、一時プラスに転じる場面もあったが、米経済指標の発表待ちとあって、一日を通じて様子見ムードが広がっていた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1400を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、不動産、水産農林、建設、食料品など6業種が上昇。一方、海運が3%を超える下げとなったほか、鉄鋼、ゴム製品、銀行、保険など27業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、オリンパス<7733>、富士フイルム<4901>、塩野義<4507>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、太陽誘電<6976>、信越化<4063>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 世界の経済成長率見通しの下方修正を背景に、前日の米国市場では主要株価指数は続落。東京市場も景気敏感株を中心に値を消す銘柄が目立った。ただ、米下院が連邦政府債務の上限引き上げ法案を可決したため、米株先物が下げ幅を縮めると、225先物にも買い戻しの動きが見られた。しかし、日米ともに決算発表が本格化する前だけに積極的に買い上がる雰囲気にもならず、方向感に乏しい相場だった。 米国では9月の消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表される。足元の金融市場は、米長期金利の動向が注目される状態なだけに、結果を受けた米金融市場の動きが重要との指摘が多く聞かれる。また、商品市況も上昇傾向が強まっているだけに、見極めたいとの指摘も多いため、目先は不安定な値動きが続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,660
11/26 15:30
-99(%)
時価総額 11,329,577百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4507 東証プライム
2,144
11/26 15:30
+19.5(%)
時価総額 1,907,371百万円
製薬会社大手。1878年創業。抗HIV薬、抗インフル薬など感染症分野に強み。自社創薬比率が高い。HIVフランチャイズなどロイヤリティー収入が収益源。国内における急性呼吸器感染症薬の販売拡大などを図る。 記:2024/08/06
4543 東証プライム
3,096
11/26 15:30
-12(%)
時価総額 4,615,198百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
3,308
11/26 15:30
-24(%)
時価総額 4,114,745百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
6857 東証プライム
8,834
11/26 15:30
-398(%)
時価総額 6,768,090百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6976 東証プライム
2,149
11/26 15:30
-60(%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7733 東証プライム
2,450
11/26 15:30
+7.5(%)
時価総額 2,885,365百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8035 東証プライム
22,650
11/26 15:30
-485(%)
時価総額 10,682,487百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,450
11/26 15:30
+720(%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,844
11/26 15:30
-30(%)
時価総額 13,000,636百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17