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前場に注目すべき3つのポイント~リバランスの動きが継続するかを見極め~

2021/10/8 8:31 FISCO
*08:31JST 前場に注目すべき3つのポイント~リバランスの動きが継続するかを見極め~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:リバランスの動きが継続するかを見極め ■7&iHD、2Q営業利益 3.6%増 1861億円、コンセンサスを若干下回る ■前場の注目材料:シード、埼玉工場増強、ソフトレンズ月5300万枚 ■リバランスの動きが継続するかを見極め 8日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後はこう着の強い相場展開になりそうだ。7日の米国市場はNYダウが337ドル高だった。失業保険申請件数が予想以上に減少したため雇用回復期待が高まった。また、民主党のシューマー上院院内総務は、債務上限問題において12月までの延長で合意したことを明らかにしたため、債務不履行は当面回避できるとの安心感に上げ幅を拡大。シカゴ日経225先物清算値は大阪比230円高の28050円。円相場は1ドル111円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。また、日経225先物は28000円を上回って終えていることもあり、買い一巡後は同水準での底堅さを見極める展開になりそうだ。米債務上限問題については、債務不履行は当面回避できることから安心感に繋がるものの、前日の報道である程度は想定されていたことであり、市場へのインパクトは限られそうである。 一方で、中国の不動産市場を巡る信用不安は根強く、国慶節明けの中国市場の動向に対する注目度は高いだろう。中国恒大のほか、多くの不動産大手についても簿外債務が数十億ドル規模抱えていると伝えられていることもあり、積極的な上値追いの動きは期待しづらいところ。もっとも、オプションSQが通過することにより、足元での荒い値動きについては落ち着きを見せてくる可能性はある。28000円処での底堅さが意識されてくるようであれば、次第に押し目狙いの動きも強まってきそうだ。 物色の流れとしては、寄り付きはインデックス主導となり、その後は昨日のリバランスの動きが継続するかを見極めたいところ。ハイテクや海運など直近で売られていた銘柄のリバウンドが目立っていたものの、自律反発の域は脱していない。リバランスが一巡しているようだと、戻り待ちの売りに押されやすいと考えられる。そのため、物色の流れとしては個別に材料の出ている銘柄のほか、改めて政策に関連した銘柄への物色に向かわせそうだ。 ■7&iHD、2Q営業利益 3.6%増 1861億円、コンセンサスを若干下回る 7&iHD<3382>が発表した第2四半期決算は、営業利益が前年同期比3.6%増の1861.70億円だった。コンセンサス(1900億円程度)を若干下回っている。なお、ネットコンビニは、セブンイレブンの成長の大きな要素になるとして、22年2月末時点の店舗数を上乗せし、23年2月末に約3000店にする方針を示している。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27678.21、+149.34) ・NYダウは上昇(34754.94、+337.95) ・ナスダック総合指数は上昇(14654.02、+152.11) ・シカゴ日経先物は上昇(28050、大阪比+230) ・1ドル111円60-70銭 ・SOX指数は上昇(3274.48、+35.69) ・VIX指数は低下(19.54、-1.46) ・米原油先物は上昇(78.30、+0.87) ・大型経済対策への期待 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・シード<7743>埼玉工場増強、ソフトレンズ月5300万枚 ・IHI<7013>マレーシアで調査、アンモニア混焼技術 ・7&IーHD<3382>ネットコンビニ1200店、来年2月めど ・ENEOS<5020>JRE買収検討、再生エネ、事業構造転換急ぐ ・三菱商事<8058>三菱商事など3社、シンガポールに水素供給網構築 ・トヨタ<7203>コネクテッド・ソフト開発、技術手の内化 ・富士電機<6504>とろみ飲料調理機本格展開、23年度めど ・NEC<6701>電力需給調整市場に参入 ・星和電機<6748>EMIフィルター、米欧の安全規格取得 ・凸版印刷<7911>ガラス製マイクロ流路チップの試作に成功 ・佐藤商事<8065>印で鋼材加工品生産、現地社と合弁設立 ・アステラス製薬<4503>「パドセブ」が膀胱がん治療薬で承認 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 8月家計支出(前年比予想:-1.2%、7月:+0.7%) ・08:30 8月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+0.4%、7月:+0.6%) ・08:50 8月経常収支(予想:+1兆4736億円、7月:+1兆9108億円) <海外> ・10:45 中・9月財新サービス業PMI(予想:49.2、8月:46.7) 《ST》
関連銘柄 12件
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時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4503 東証プライム
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5020 東証プライム
812.9
11/22 15:30
+25.6(%)
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6504 東証プライム
8,551
11/22 15:30
+65(%)
時価総額 1,276,639百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6701 東証プライム
12,265
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6748 東証スタンダード
528
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時価総額 6,990百万円
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7013 東証プライム
8,529
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時価総額 1,319,266百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7743 東証プライム
466
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時価総額 14,104百万円
コンタクトレンズ大手。使い捨てレンズやケア用品、動物用コンタクトを展開。遠近両用コンタクトレンズ等の拡販図る。海外40ヵ国以上に展開。1日使い捨てタイプや高機能商品が伸長。海外も拡大。増産体制強化へ。 記:2024/07/09
7911 東証プライム
4,026
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+22(%)
時価総額 1,283,110百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
8058 東証プライム
2,646.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 11,059,771百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
8065 東証プライム
1,400
11/22 15:30
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時価総額 30,519百万円
1930年創業の鉄鋼専門商社。アルミニウム等の素材・加工品の販売を行う非鉄金属事業、プリント配線基板用積層板等の電子事業も。いすゞ自動車などが主要取引先。鉄鋼事業では国内外グループ拠点の販売体制を強化。 記:2024/10/08