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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は先物市場の動向を睨みながらの状況に~

2021/10/7 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は先物市場の動向を睨みながらの状況に~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い一巡後は先物市場の動向を睨みながらの状況に ■イオンFS、 2Q営業利益 328.0%増 332億円、通期上方修正 ■前場の注目材料:川崎汽船、凧で大型貨物船けん引、来夏搭載へ実証 ■買い一巡後は先物市場の動向を睨みながらの状況に 7日の日本株市場は、買い先行で始まり、その後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。6日の米国市場はNYダウが102ドル高だった。インフレ懸念や債務不履行への警戒感から売りが先行し、金融アナリストによる企業の見通し引き下げが相次いだことも失望感に繋がった。ただし、こう着状態だった債務上限協議において、共和党が妥協案を提示したとの報道で警戒感が和らぐ格好となり、引けにかけて買い直され上昇に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比320円高の27730円。円相場は1ドル111円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まろう。先物のナイトセッションでは一時27000円を割り込んだこともあり、いったんは調整一巡感が意識される可能性がある一方で、売りが本格化する動きも警戒されやすい。そのため、買い一巡後はこう着感の強い相場展開が見込まれ、様子見ムードも強そうなことから、先物市場の動向を睨みながらの状況になろう。 また、指数インパクトの大きい値がさ株などはファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>のトレンドは悪化しているほか、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>なども支持線を割り込んできている。ボトム水準まで下げてきたことから自律反発を期待したいところであるが、需給懸念から戻りの鈍さが意識されてくるようだと、戻り待ちの売り圧力に押される可能性はある。 また、郵船<9101>や商船三井<9104>など海運についても75日線の攻防でいったんはリバウンド狙いの動きも期待されるものの、積極的には手掛けづらいだろう。その他、原油相場の上昇などから物色が続いている資源株についても、原油先物相場の落ち着きから利益確定の動きに向かうようだと、センチメントを冷ます流れに向かいそうである。昨年3月の新型コロナ拡大でつけた安値からの上昇トレンドも、コロナ感染者数の減少からの経済活動の正常化により、需給変化の動きが一段と強まる可能性も想定しておく必要がありそうだ。 ■イオンFS、 2Q営業利益 328.0%増 332億円、通期上方修正 イオンFS<8570>が発表した第2四半期決算は、営業収益が前年同期比3.2%増の2379.66億円、営業利益は同328.0%増の332.40億円だった。あわせて2022年2月期の業績予想の修正を発表。営業利益は410億円~460億円から460億円~510億円のレンジに上方修正している。新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が減少傾向で推移していることに加え、ワクチン接種の普及などにより消費の活性化の動きが見られていることから、第3四半期以降の業績下振れリスクは限定的であると判断した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34416.99、+102.32) ・ナスダック総合指数は上昇(14501.91、+68.08) ・シカゴ日経先物は上昇(27730、大阪比+320) ・SOX指数は上昇(3238.79、+11.54) ・VIX指数は低下(21.00、-0.30) ・米長期金利は低下 ・大型経済対策への期待 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・川崎汽船<9107>凧で大型貨物船けん引、来夏搭載へ実証 ・コマツ<6301>林業機械1400億円事業に、環境保全で需要 ・スズキ<7269>10月に国内4輪車生産2割減、東南アからの調達部品不足 ・OKI<6703>装備品参入、横河電の航空機用計器事業買収 ・JAL<9201>劣後債1500億円、コロナ長期化で財務強化 ・マツダ<7261>防府第2工場改修、電動車を混流生産 ・日産自<7201>中国にeパワー搭載HV、25年めど電動車9種 ・クボタ<6326>米西海岸に新物流拠点、小型農機好調で物流強化 ・クボタ<6326>欧州で農機用機器拡充、現地勢と連携 ・グローリー<6457>店舗の現金を最適管理、海外向けサービス販売 ・住友化学<4005>バイオラショナル農薬拡販、米大と研究 ・富士フイルム<4901>豪VBから再生医療品を製造受託 ・三菱製鋼<5632>EV向け軸受用特殊鋼に参入、室蘭設備改造、23年度年産6000トン ・東レ<3402>あすか薬と癒着防止材の製販で連携、外科手術向け ・オリンパス<7733>子会社に販売機能、医療事業統合で効率化 ・神戸鋼<5406>三浦工業と、汎用圧縮機事業の提携開始を延期 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:00頃 黒田日銀総裁が支店長会議であいさつ <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 22件
3402 東証プライム
702.8
4/26 15:00
+4.2(%)
時価総額 1,146,605百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4005 東証プライム
354.3
4/26 15:00
+2.1(%)
時価総額 586,671百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
3,328
4/26 15:00
+5(%)
時価総額 4,139,623百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5406 東証プライム
1,900
4/26 15:00
+20(%)
時価総額 753,057百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
5632 東証プライム
1,384
4/26 15:00
-1(%)
時価総額 21,743百万円
三菱系特殊鋼メーカー。自動車や建機、鉄道向けの特殊鋼やばねに加え、高機能特殊合金の鋳・鍛造製品等を展開。特殊鋼鋼材事業は伸び悩む。24.3期3Qはばね事業が増収。自動車生産の回復、価格転嫁効果などが寄与。 記:2024/02/26
6301 東証プライム
4,264
4/26 15:00
-73(%)
時価総額 4,149,495百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6326 東証プライム
2,461.5
4/26 15:00
+30.5(%)
時価総額 2,954,408百万円
農業機械で世界有数。ダクタイル鉄管や水処理システム、小型建機、芝刈り機、空調機器なども展開。フランスの農作業機器メーカーBCT社をグループ化。北米の住宅やインフラ開発需要を取入れ、23.12期は利益急伸。 記:2024/03/30
6457 東証プライム
2,769
4/26 15:00
+9(%)
時価総額 176,214百万円
貨幣処理機で世界首位。金融業界や流通業界が得意先。金融市場は黒字転換。オープン出納システム、窓口用紙幣硬貨入出金機等は販売堅調。流通・交通市場はレジつり銭機などが好調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/22
6703 東証プライム
1,125
4/26 15:00
+18(%)
時価総額 98,120百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7201 東証プライム
549
4/26 15:00
+2.3(%)
時価総額 2,317,173百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7261 東証プライム
1,678
4/26 15:00
+9(%)
時価総額 1,060,167百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
7269 東証プライム
1,814.5
4/26 15:00
+24(%)
時価総額 3,564,741百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7733 東証プライム
2,174.5
4/26 15:00
-12.5(%)
時価総額 2,796,172百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,312.5
4/26 15:00
+15(%)
時価総額 283,513百万円
金融サービス会社。クレジットカードや電子マネー、預金、ローン、保険等のサービスを提供。海外でも事業展開。イオン銀行の預金口座数、預金残高は増加。国内・リテール事業は売上堅調。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/02/03
9101 東証プライム
4,205
4/26 15:00
+96(%)
時価総額 2,145,244百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
4,713
4/26 15:00
+98(%)
時価総額 1,706,158百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9107 東証プライム
2,091.5
4/26 15:00
+76(%)
時価総額 1,494,854百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
9201 東証プライム
2,841
4/26 15:00
+1.5(%)
時価総額 1,241,926百万円
大手航空会社。国内線や国際線、LCC、貨物輸送の航空運送、旅客サービス、空港内地上サービス等を提供する。今期3Q累計は国際旅客収入が増加した。国内旅客収入は単価が上振れ。航空燃油費等の増加を吸収した。 記:2024/04/03
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10