マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
37,903.29
+87.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/3 0:40:39
9,130,220
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は8営業日続落、先物主導で荒い値動きに【クロージング】

2021/10/6 16:01 FISCO
*16:01JST 日経平均は8営業日続落、先物主導で荒い値動きに【クロージング】 6日の日経平均は8営業日続落。293.25円安の27528.87円(出来高概算16億7000万株)で取引を終えた。8日連続安は2009年7月1日から13日までの9営業日続落以来約12年ぶり。前日の米国株高や突っ込み警戒感から朝方は押し目買いが先行してスタート。ただ、時間外取引で米長期金利が上昇したほか米株価指数先物も下落するなど、米国リスクが投資家心理を大きく悪化させ、リスク回避ムードが次第に強まった。グロース株などを中心に売りが膨らみ、後場寄り付き直後には一時27293.62円まで下げ幅を広げる場面もあったものの、その後は下げ渋りを見せていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり、値下がり銘柄数はほぼ拮抗していた。セクター別では、鉱業、石油石炭、銀行、電気ガスなど19業種が上昇した一方、空運が4%を超える下げとなったほか、海運、輸送用機器、陸運など14業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ダイキン<6367>、信越化<4063>、任天堂<7974>、アステラス薬<4503>、資生堂<4911>がしっかり。半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテス<6857>、リクルートHD<6098>が軟調だった。 日本時間の午後に入り、時間外取引で米10年債利回りが1.57%台まで上昇するなど、上げ基調を強めたことから、朝高で始まったソフトバンクG、東エレクといった指数寄与度の大きい値がさ株中心に売りが増加した。また、香港市場も下落していることも投資マインドを悪化させた。また、政策期待が高まった9月以降の上昇局面において買いが目立った海外投資家の需給についても、手仕舞い売りに転じているのではないかとの不安感が強まっているとの見方もされているようだ。 米債務上限問題に対する警戒感が引き続き重荷になりそうである。また、中国の不動産業界の債務問題を巡り、不安定な地合いが続きそうだ。ただし、10月限オプションの特別清算指数(SQ)算出日を前にした短期筋の先物売りが主体といった見方もあり、来週以降は需給関係の悪化も峠を越えるとの期待も。 《FA》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,989
5/2 15:00
-85(%)
時価総額 12,122,473百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4503 東証プライム
1,558
5/2 15:00
+33(%)
時価総額 2,860,257百万円
製薬大手。がん領域や免疫疾患領域に強み。細胞医療分野や遺伝子治療分野を強化へ。24.3期3Q累計は柱の前立腺がん薬が伸長。だが新規更年期障害薬の米国展開に遅れ。株式報酬宇費用や組織改革費用も利益の重石に。 記:2024/02/14
4911 東証プライム
4,268
5/2 15:00
-86(%)
時価総額 1,707,200百万円
大手化粧品メーカー。世界でも有数。スキンケアやメイクアップ、フレグランス、化粧用具等の高級化粧品を製造、販売する。23年12月期は国内が黒字化。欧米やアジアが堅調も、中国の日本製品買い控えが影響した。 記:2024/02/24
6,834
5/2 15:00
-6(%)
時価総額 11,590,191百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
22,090
5/2 15:00
+55(%)
時価総額 6,474,888百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7974 東証プライム
7,575
5/2 15:00
-62(%)
時価総額 9,837,577百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10