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外部環境の先行き不透明感などから売り膨らみ、28000円台割れ【クロージング】

2021/10/5 16:14 FISCO
*16:14JST 外部環境の先行き不透明感などから売り膨らみ、28000円台割れ【クロージング】 5日の日経平均は大幅に7営業日続落。622.77円安の27822.12円(出来高概算15億1000万株)と8月30日以来約1カ月ぶりに28000円台を割り込んで取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が売られた流れを引き継いだほか、中国の恒大集団の債務問題、米政府の債務上限問題なども引き続き警戒され、リスクオフの動きが強まり、一時27460.29円まで下げ幅を広げる場面もあった。ただ、朝安の香港株や米株先物も戻り歩調に転じたため、やや投資家心理が改善し、押し目を拾う動きもみられ、売り一巡後は下げ渋っていた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1800を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、鉱業が5%を超える上げとなったほか、石油石炭、非鉄金属、銀行など7業種が上昇。一方、精密機器、機械、情報通信、医薬品、電気機器など26業種が下落。指数インパクトの大きいところでは、アサヒ<2502>、三菱商<8058>、出光興産<5019>、安川電<6506>、ネクソン<3659>がしっかり。半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、テルモ<4543>、ダイキン<6367>が軟調だった。 前日の米国市場では、原油市況の上昇を背景に長期金利が上昇したことでインフレ懸念が台頭。金利に敏感なグロース株中心に売られた流れを引き継いで、値がさ株ハイテク株などが売り優勢で始まった。また、中国市場は国慶節で7日まで休場となるだけに、関係者からは「世界の景気敏感株と見なされている日本株がリスク回避先になりやすい」といった見方がされていた。こうしたなか、原油高を背景に鉱業や石油関連株に値を上げる銘柄が目立っていた。 中国では、恒大集団の債務問題に加え、電力危機で景気下振れリスクが懸念されるほか、米政府の債務上限問題も警戒される。また、国内では、岸田新内閣が発足したが、「政治の刷新」を期待されていたものの期待感は後退しており、海外投資家の失望売りも加速することへの不安感も拭えない。日本株は売られ過ぎを指摘する声も漏れているが、内憂外患の状況に変化はなく、目先は下値不安がくすぶる展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
5,465
4/26 15:00
+49(%)
時価総額 2,770,771百万円
ビール大手。清涼飲料や食品も。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は外食需要の回復などでビール類の売上が増加。欧州は価格改定効果等で堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/04/07
3659 東証プライム
2,483.5
4/26 15:00
-34(%)
時価総額 2,150,396百万円
PCオンラインゲームやモバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。運営型アクションゲーム投入で欧米開拓。韓国好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4543 東証プライム
2,610.5
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 3,891,465百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
5019 東証プライム
1,048
4/26 15:00
+25.5(%)
時価総額 1,560,812百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
6367 東証プライム
21,160
4/26 15:00
+760(%)
時価総額 6,202,292百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6506 東証プライム
6,360
4/26 15:00
+147(%)
時価総額 1,696,148百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8058 東証プライム
3,529
4/26 15:00
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時価総額 15,218,749百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。24.3期3Q累計は天然ガス部門が増益。LNG販売事業が牽引。産業インフラ部門なども収益増。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10