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中国恒大の債務問題が重しとなり様子見ムード広がる【クロージング】

2021/9/22 16:08 FISCO
*16:08JST 中国恒大の債務問題が重しとなり様子見ムード広がる【クロージング】 22日の日経平均は続落。200.31円安の29639.40円(出来高概算12億株)で取引を終えた。中国恒大集団の利払いへの先行き不透明感からリスク回避の動きが継続し、前場半ばには一時29573.88円まで下落した。その後、23日の利払いを行うと発表したことをきっかけに29868.10円とプラスに転じる場面も見られた。ただし、買いの勢いは強まらず、中国恒大問題に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果判明などを控えているなか、次第に模様眺めムードが広がっていた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1800を超え、全体の8割超を占めた。セクター別では、海運、不動産、鉱業の3業種が上昇。一方、卸売が2%を超える下落となったほか、食料品、機械、化学、金属製品など29業種が下落(変わらず1)。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、エーザイ<4523>、三井不<8801>が堅調だった半面、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、信越化<4063>、KDDI<9433>、キッコーマン<2801>が軟化した。 21日の米国市場は、中国大手不動産会社のデフォルトリスクが重しとなり、NYダウは続落したため、東京市場も前日に引き続き売り先行でスタート。前場中盤にチャイナリスクへの懸念がやや後退し、ソフトバンクGなど中国関連銘柄の一角が買い戻される場面も見られた。しかし、中国恒大本体の利払いが実行されるのか不透明なうえ、FOMCの結果を控えているだけに、米中の動向を見極めたいとの雰囲気も強く、次第に様子見姿勢が広がっていた。 中国恒大本体の23日の利払いは約8350万ドルに達しているほか、10月には計1億5655万ドル、12月にも計2億5520万ドルの利払いが予定されており、中国恒大の債務問題は長引くことが想定され、債務問題に対する懸念が拭えていない。また、FOMCについては、テーパリングの開始を発表するというのが市場のコンセンサスとなっており、FOMCを受けた米国市場の動きも重要だ。このため、目先は足元での急騰に伴う日柄調整場面と位置づけておくことが良さそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2801 東証プライム
1,861
4/19 15:00
-29.5(%)
時価総額 1,804,083百万円
しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
4063 東証プライム
6,129
4/19 15:00
-270(%)
時価総額 12,405,850百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4523 東証プライム
5,901
4/19 15:00
+77(%)
時価総額 1,750,042百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4568 東証プライム
4,636
4/19 15:00
+100(%)
時価総額 9,026,450百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6367 東証プライム
19,215
4/19 15:00
-290(%)
時価総額 5,632,186百万円
エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6954 東証プライム
4,265
4/19 15:00
-73(%)
時価総額 4,305,718百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
8801 東証プライム
1,570.5
4/19 15:00
-43.5(%)
時価総額 4,414,101百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
9433 東証プライム
4,252
4/19 15:00
+18(%)
時価総額 9,797,373百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
40,520
4/19 15:00
-430(%)
時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,648
4/19 15:00
-228(%)
時価総額 13,177,152百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10