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個人投資家・有限亭玉介:底強いテーマ性がある銘柄群をチェック【FISCOソーシャルレポーター】

2021/8/28 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:底強いテーマ性がある銘柄群をチェック【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2021年8月23日10時に執筆 デルタ株の猛威により日本の株式市場は上値が重い展開となっています。好調であった自動車関連も東南アジアからの部品供給が滞り、トヨタも当初の計画より減産する方針を明らかにしました。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 新型コロナが発生してから今年の年末を迎えれば丸2年となります。発生当初に比べれば経済面では改善しているものの、未だ先の見通しはききませんなぁ。工場がいくらオートメーション化されているとはいえ、人がいなければ経済は動きません。これまでのパンデミックではその事実を強く認識させられました。 日本国内ではワクチン接種を2回終えた人数が5000万人を突破するなど、急ピッチで接種が進んでいます。製造業が多くを占める日経平均を踏まえると、半導体や自動車業界の工場が集まる東南アジアの感染状況も注視すべきです。国際的なサプライチェーンの生産・供給を止めずにいられるかが今後の日本の株価を左右すると言えそうですなぁ。 日本政府が現状より厳しい行動制限を課さないならば、長期的に見れば景気は回復していくと思われます。投資家としてはコロナで打撃を受ける産業と成長する産業をしっかり見定めて投資判断をしていく方針に変わりありません。 と、いうわけで今回は自動車部材、鉄鋼、そしてDX関連などの底強いチャートを保っている銘柄を今回はピックアップしてみました。 8月13日の決算発表と併せて通期の経常利益を60.9%上方修正した日本伸銅<5753>は、チャート(日足)が窓を開け急動意しました。主力製品である伸銅品が伸長して業績寄与した模様です。PER・PBRがかなり低水準である点もチェックしております。 コンデンサー大手の松尾電機<6969>は、タンタルコンデンサーやリチウムイオン電池向け高電流ヒューズの需要が拡大した事で8月11日の決算発表は増益着地となりました。時価総額が低く足の軽さも目立っており、EV関連として監視しておきたいところです。 ゴム加工品や産業用資材を手掛ける藤倉コンポジット<5121>は、8月10日の好決算で急動意した後、直近では調整しています。半導体や自動車向けの需要が拡大しているようで、調整後も物色される可能性があるかと監視を強めております。 製造業向けの鉄鋼需要が拡大した事で中山製鋼所<5408>も物色されているようです。8月4日の決算発表と併せて通期業績を上方修正すると動意しました。PER・PBRも割安水準で、直近では一目均衡表(日足)の雲の中から上抜け出来るか監視中です。 そしてDX案件の受注が好調で注目されるフューチャー<4722>は上場来高値を更新して力強い動きのようです。同社のようにITコンサルティング事業などを手掛ける企業は割と決算もよいようなので、DXというテーマを持つ銘柄もまた調べ、ブログなどで特集してみたいと考えております。 最後に広告におけるDX関連として広告配信プラットフォームなどを手掛けるCARTA HOLDINGS<3688>も上方修正もあって買いが入っている様子です。さらなる上振れ期待への買いもあるのではないでしょうかねぇ。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《RS》
関連銘柄 6件
3688 東証プライム
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時価総額 37,218百万円
VOYAGE GROUP、サイバー・コミュニケーションズの経営統合で誕生。電通グループの連結子会社。デジタルマーケティング事業が主力。ポイントサイト「ECナビ」の運営等も。電通グループとの協業推進。 記:2024/08/29
4722 東証プライム
1,955
11/22 15:30
+29(%)
時価総額 186,366百万円
フューチャーアーキテクトを中核とする持株会社。ITコンサルティング&サービス事業が主力。企画・立案から実装まで一貫して行う。東京カレンダーなども傘下に持つ。メディア向けCMSの導入プロジェクト等は順調。 記:2024/06/09
5121 東証プライム
1,554
11/22 15:30
-13(%)
時価総額 36,435百万円
工業用ゴム部品などの産業用資材が主力。1901年創業。ゴルフ用カーボンシャフトなどのスポーツ用品、ゴム引布などの引布加工品を手掛ける。DOE4%以上目途。事業ポートフォリオの最適化などに取り組む。 記:2024/10/14
5408 東証プライム
730
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 46,048百万円
日本製鉄系電炉メーカー。ホットコイルや厚鋼板、棒鋼などの鉄鋼製品が主力。加工性の高い微細粒熱延鋼板に定評。鋼材販売量は復調傾向。原材料上昇も値上げ浸透図る。固定費負担増加等は重し。配当性向30%。 記:2024/06/24
5753 東証スタンダード
1,824
11/22 14:03
-8(%)
時価総額 4,323百万円
CKサンエツ傘下の伸銅品メーカー。1938年設立。黄銅棒、黄銅線に強み。兄弟会社のサンエツ金属と製品の相互OEM供給、原料の共同購買等を行う。伸銅事業では環境負荷物質を制限した環境対応材の拡販を図る。 記:2024/10/05
6969 東証スタンダード
490
11/22 15:30
-9(%)
時価総額 1,573百万円
電子部品メーカー。タンタルコンデンサ事業が主力。上場企業中心に国内主要メーカーと取引。電流ヒューズなどの回路保護素子事業も。回路保護素子事業は車載用製品の販売網拡大図る。27.3期営業利益8億円目指す。 記:2024/07/04