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景気敏感セクターを中心にハイテクなどグロース株も売られる【クロージング】

2021/8/19 15:56 FISCO
*15:56JST 景気敏感セクターを中心にハイテクなどグロース株も売られる【クロージング】 19日の日経平均は反落。304.74円安の27281.17円(出来高概算10億7000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で、主要株価指数が下落した流れを引き継いで、主力銘柄中心に売りが優勢となった。ただ、売り込む流れにもならず、27400円水準でのもち合いが続いていたが、ハンセン指数の弱い値動きのほか、グローベックスの米株先物も弱含みとなるなか、引けにかけて下落幅を広げる格好に。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1800に迫り、全体の8割超を占めた。セクター別では、医薬品と食料品を除く31業種が下落し、鉄鋼、海運、鉱業、輸送用機器などの下落が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、中外薬<4519>、NTTデータ<9613>、塩野義<4507>、アステラス薬<4503>、オリンパス<7733>が堅調。半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が軟調だった。 米連邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和の縮小について、参加者の大半が年内開始と考えていたことが7月の議事要旨で示された。また、7月住宅着工件数が3カ月ぶりに減少し、市場予想も大幅に下回ったため、米景気の減速も警戒され、米主要3株価指数が下落した。東京市場も鉄鋼や鉱業、石油石炭などといった景気敏感セクターに売りが出たほか、米金融緩和縮小による利上げを警戒してハイテクなどグロース株にも値を消す銘柄が目立っていた。一方、米金融政策の影響を受けにくい医薬品や食料品セクターがしっかりだった。 日経平均は午後に入り、時間外取引の米株先物が軟調に推移しているため、前日同様、短期筋とみられる先物売りが出て、裁定解消売りに繋がった。また、9月の世界生産を4割減らすなどと一部で伝わったトヨタ<7203>株が4%を超える下げとなったことも投資家心理を萎縮させた。目先の下値のめどとみられていた7月安値(27272.49円)水準を下回ったため、調整は長引きそうな気配だ。 《FA》
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半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
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時価総額 4,721,651百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
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時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7733 東証プライム
2,256
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時価総額 2,900,972百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
35,010
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時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9613 東証プライム
2,456.5
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時価総額 3,445,241百万円
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9983 東証プライム
40,820
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世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
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時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10