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NY株式:NYダウ106ドル安、コロナ感染拡大懸念が重し

2021/8/10 7:00 FISCO
*07:00JST NY株式:NYダウ106ドル安、コロナ感染拡大懸念が重し 米国株式市場はまちまち。ダウ平均は106.66ドル安の35101.85ドル、ナスダックは24.42ポイント高の14860.18で取引を終了した。国内の新型コロナ感染件数が6カ月ぶり高水準に達し、ニューヨークで2年ぶり開催が予定されていた国際オートショーやニューオーリンズで10月に開催予定だったジャズフェスティバルの中止が相次いで発表され、投資家心理が悪化。景気回復が損なわれるとの懸念に、寄り付き後、下落した。しかし、6月JOLT求人件数が過去最高を記録し、労働市場の改善が明らかになると警戒感が緩和し、下げ止まった。ナスダック総合指数は小幅高。セクター別では、自働車・自動車部品,、医薬品・バイオテクが上昇した一方で、エネルギーが下落した。 バイオのモデルナ(MRNA)は豪州が同社製ワクチンを承認したことが好感され、売上増期待に大きく買われた。オンラインカジノを運営するドラフトキング(DKNG)はオンラインゲームメーカーのゴールデン・ナゲット・オンライン・ゲーミング(GNOG)の買収を発表し、堅調に推移。肉食品会社のタイソンフーズ(TSN)は決算が予想を上回ったことが好感され、買われた。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)はアナリストの投資判断引き上げが好感され、上昇。一方、ディスカウント小売りのダラー・ツリー(DLTR)やレストランチェーンを経営するダーデン・レストランツ(DRI)は、コスト上昇が業績を圧迫するとの懸念にアナリストが投資判断を引き下げ、それぞれ下落した。原油価格の下落で、石油会社のダイアモンドバック・エネルギー(FANG)、オクシデンタル(OXY)はそれぞれ売られた。また、コロナ再流行が業績に響くとの懸念に、クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)や航空会社のユナイテッド(UAL)など旅行関連が売られた。 映画館を運営するAMCエンターテインメント(AMC)は引け後に決算を発表。内容が予想を上回り、時間外取引で上昇している。 Horiko Capital Management LLC 《FA》