マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/28 8:09:57
10,010,723
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米株安を受けて利益確定売りが先行、中国リスクへの警戒が重荷に【クロージング】

2021/8/3 16:03 FISCO
*16:03JST 米株安を受けて利益確定売りが先行、中国リスクへの警戒が重荷に【クロージング】 3日の日経平均は反落。139.19円安の27641.83円(出来高概算9億7000万株)で取引を終えた。週明けの米国市場は、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月の米製造業景況感指数が59.5となり、6月から低下し、市場予測も下回ったため、米景気減速懸念から主要株価指数が下落。東京市場にも景気敏感株などを中心に幅広く売りが先行。一時27492.40円まで下落幅を広げた。また、前日に心理的な節目である28000円に接近したことも目先の利益を確定する動きにつながったようだ。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1500を超え、全体の7割超を占めた。セクター別では、海運、卸売、精密機器など5業種が上昇。一方、パルプ紙、空運、鉱業など28業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、三井物<8031>、オムロン<6645>、豊田通商<8015>がしっかり。半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ネクソン<3659>、中外薬<4519>が軟調だった。 中国メディアが「中国政府はオンラインゲーム産業を厳しく批判する」記事を掲載したため、次の規制の標的になるとの懸念が台頭。ネクソン、コーエーテクモ<3635>などのゲーム関連株が下落したこともセンチメントを悪化させていた。一方、業績好調な海運株が強い値動きを続けており、郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎船<9107>がそろって年初来高値を更新。米長期金利が低下したことで、半導体関連株などハイテク株の一角が堅調に推移したほか、あすの決算を前にトヨタ<7203>は1万円台を固める動きに。 日経平均は依然として200日線水準を下回っているほか、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加基調にも変化はないため、先行き警戒感は拭えない。また、為替相場が1ドル=109円台前半へと円高傾向にあることも、輸出関連企業の為替メリット享受への懸念も出始めている。米国では今夜、6月の米製造業受注が発表される予定で、市場予想(前月比1.5%)を下回る結果になれば、一段と米国景気の先行きに不透明感が強まる恐れもあり、戻りの鈍さに繋がりそうだ。 《FA》
関連銘柄 13件
1,455
4/26 15:00
-2.5(%)
時価総額 489,021百万円
大手ゲームソフト制作会社。コーエーとテクモが2009年経営統合。スマホや家庭用ゲーム、オンラインゲームを開発、販売する。海外展開を強化。今期3Q累計は既存タイトルが好調だった。オンラインゲームも伸長した。 記:2024/02/02
3659 東証プライム
2,483.5
4/26 15:00
-34(%)
時価総額 2,150,396百万円
PCオンラインゲームやモバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。運営型アクションゲーム投入で欧米開拓。韓国好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4519 東証プライム
4,852
4/26 15:00
-8(%)
時価総額 8,146,789百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
6645 東証プライム
5,273
4/26 15:00
+44(%)
時価総額 1,087,530百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8015 東証プライム
9,670
4/26 15:00
+43(%)
時価総額 3,423,731百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8031 東証プライム
7,519
4/26 15:00
+137(%)
時価総額 11,973,759百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。ペルーの鉱山機械販売・サービス会社コマツ・マイニング・コープ・ペルーの株式を取得。エネルギーと金属資源セグメントが伸び悩み、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/04
9101 東証プライム
4,205
4/26 15:00
+96(%)
時価総額 2,145,244百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
4,713
4/26 15:00
+98(%)
時価総額 1,706,158百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9107 東証プライム
2,091.5
4/26 15:00
+76(%)
時価総額 1,494,854百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10